もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

久しぶりの、そして初めての干潟!

8月22日。

この日は、田原市渥美半島伊良湖により近い、福江漁港まで出かけていきました!

6月の免々田川、8月8日の清谷川での生きもの観察と同じく、渥美半島環境活動協議会と、他の地域でのグループとの共催での、干潟の観察会です。

免々田川、清谷川もですが、福江漁港に来たのは全くの初めて!案の定、港には無事付きはしましたが、会場が分からず、やはり、、Wさんに電話して訪ねて辿り着きました・・・(いえね、今回は予め迷うと思うとは伝えてはありました)。

普段は漁港の方の漁場で、今回休日を利用しての観察会と言うことらしいです。アサリは採らないでとのことだったようです。

 

初めての場所、そして干潟に来たのは久しぶりでした。干潟と言えば、、近所のU川も潮が引くとそうなるけれど、本格的な干潟は久しぶり。

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干潟だ~!

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ウミニナ一杯。こんな光景も久しぶり。

沢山のウミニナ見るのも久しぶりだ~~。

汐川干潟にも沢山ありますね。

 

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主にアオサの中を探しました。

スコップ持参、熊手も借りて探したのですが、泥を掘るよりも、この緑色のアオサをかき分けての貝などを探すのがメインとなりました。

海水も温かくて、まるで果てしないアオサの吸い物の中に手を突っ込んでいる様な感覚(苦笑;)。

 

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タカノケフサイソガニ。バケツの上の方にはイボニシの卵(の痕)。

このほかに、ホトトギスガイ、アラムシロ、ナミマガシワを見つけました。ナミマガシワ、は貝殻ではペランペランだけど、ちゃんと中身入りがいました。

 

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カンザシゴカイの棲管

 

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似たもの同士

この手の仲間の見分けはわかりにくい。教えていただいたのは、

1=ウミニナ

2=イボウミニナ

3=ホソウミニナ

となるようです(違っていたらどなたかご教示下さい)。

 

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ガザミ

スーパーで時々「ワタリガニ」として売られている。一番後ろ脚がひれ状になっていて泳げる。

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イシガニ

ガザミに近い仲間で、やはり後ろ脚が似た形ですね。

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ひっついているのは何?

ケハダヒザラガイ、だったと思います。ヒザラガイの仲間、いくつかあるのですね~。本家のヒザラガイも岩に付いていました。

 

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皆さんが集めた貝やカニたち。

Fさんの生き物の説明に、参加の子ども達が興味津々でした。今回女の子さんが多かった。

 

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カガミガイの貝殻の特徴を教えていただきました。

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ケースにくっついてしまったヒザラガイをドライバーで外したそうです。

 ひっくり返したヒザラガイ。誰かが見つけたはいいけれど、岩から剥がしてケースに入れたら頑固にくっついてしまった;そこでドライバーで取ったようです。

人の手に乗せても同じ事にはならないそうです。

茹でると食べられるよ、とのことで食べたかった気もちょっとしたかな・・・。

 

休憩の時、参加者に袋入りの氷が配られました。食べられる氷でもあるそうで、水筒に入れたり、手ぬぐいで首に巻いて当てたりできたので、涼が取れて良かったです。

またアサリ汁も頂きました。美味しかったですよ。

 

今回、田原の行ったことの無かった場所に訪れることが出来、川や海の生きものを観ることができて面白かったです。

田原はまだ自然が残っていますね。

参加した親子の皆さんに知ってもらえるのは良いことですね!

帰りの道から見える三河湾の景色もいいな、と思えます。

田原市、地図で見ながらでですが(そして迷いながらでもあり;)、車で大分行けるようになりました。