もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

大阪・京都へ出かける~3度目の京都府立植物園 3

3回目ですが府立植物園にはそのたびに新たな出会いがあるのが凄いですね。

ハナキリン。今も持っている、星野富弘さんの画文集にこの花の絵があって存在感があったのを覚えている。見た当初は星野さんがまだ絵を描き始めた頃で(口で描いているのです。首から下は事故で麻痺してしまい車椅子生活)、それでいかつい感じなのかな、と思っていたのですが、実物もなかなかにそうでした。

トウダイグサ科と言われれば、なるほどそうですね。

セイロンベンケイ。通称ハカラメ。昔小笠原クルーズに行ったとき船内に栽培している樹から葉っぱ貰ったのが今も庭にあるはず。

黒法師。渋いですね~。ちょっと格好いい感じ。

「アアソウカイ」これは、ネーミングの面白さでFacebookでNさんが紹介していたんですよね。

こんな感じでした。大きい。

そして、今回の府立植物園での特に嬉しかった出会いがこれだったんですよ。

ええ~~~、ウェルウィッチア、「奇想天外」がある~~~!!!!!

昔子どもの頃かもう少し成長した頃だったか、テレビで初めて見たときは衝撃的でした。こんな植物があるなんてと。野生では2000年生きていることでも知られている。

それが、、目の前に実際にあるんだ!!!

なんでも植物園で種から幼株が育った初のケースだったそうです(しかし盗掘)。今あるのは他所で育った株を分譲されたものだそうです。

アフリカのナミビア砂漠が原産地ですが病気によって次世代更新ができにくくなっているらしいです。

植物園は単に珍しい植物を集めて見せるだけではなくて、域外保全として種の繁殖や保全を担う役割もあるのだなとこの解説文を読んで思いました。

某プラントハンターの商売目当ての採取だったり、某テーマパークでの樹齢1000年のオリーブ移植とは全く違う意味合いがそこにはあるのだと思います。

ここからは高山植物室。

オオミノツルコケモモ。美味しそう(食べちゃダメです)。

イワカガミダマシだって。そのものにしか見えないけど。

ゲンチアナ アカウリス、リンドウの仲間。

プルサティラ パテンス。

エピメディウム ラティセパルム、イカリソウだよね。

去年4月に花を見て感激したムシトリスミレはようやく蕾を出し始めたところですね。

続きます。