京都府立植物園で私が感激したりはまってしまうのは、単純に綺麗な花が一杯有るからとかそういうのではないのですね。
例えばこちら。
何とカマツカの仲間。常緑。国内発導入種とあります。ニイタカカマツカ。
100周年記念を期にか、Heritage Tree=樹林地内歴史遺産樹木の看板が立っていました。こういうの素敵。愛知でも豊橋でもあればいいのに。
見た感じ、カマツカと同じ仲間だとは一見思えませんが言われてみれば何となくそうなのかなぁ、と思いますね。
普段見ている樹木や草などの植物の、同じか近い仲間の外国産の植物、または国内の植物を見ると言うことはとても面白いと感じたりするのです。
ヒマラヤスギの所も来てみた。
クリスマスローズか、と思って見たら、
なんと厳密には似た仲間で、クリスマスローズは「ヘレボレス ニゲル」になるのだそうな。
植物園では何気に咲いているような植物でも、実は職員の方々の管理作業があっての賜のようです。
その一つが、
2023年12月18日に咲いていたバラ、「プリンセス・ミチコ」。
花の後は枝の選定作業を行っているのですね。
こちらも来ましたよ、タイサンボク。
こちらにもheritage Tree認定の看板が。
なんと戦前からある樹だったなんて。風格あって立派ですね。このように巨木があるのも魅力なんです。
シリブカガシのどんぐりはもう落ちていた。
去年咲いた花の後の、今年の秋ドングリになる枝がスタンバイ。2年かけて実ります。
ゲッチョ先生の本ではマテバシイは3つずつどんぐりが付くとありますが、シリブカガシもそうみたいですね。
続きます。