来週辺りから色んな花の開花が進みそうで忙しくなりそうです・・・。
愛知県民の森のフサザクラは今が見頃です!!
花の時期の樹全体を見ていると、まるで花餅みたいな感じですね。
私はどこか渋さのあるこの樹が好きです。
(「矢作川流域の樹木100選」では変なところだらけ、と紹介されていましたが;)
今週辺りくらいまでかな?どうか機会あったら見に行かれてみて下さい。
*愛知県民の森、近くでは無いけれどニホンザルが良く見掛けられるようになっています。念のためご注意を。
「自然観察クラブ」では、校庭や近くの神社などでの野外活動を主にしながら、時には自然のものを使った工作、または実験も行っています。
12月21日は工作の一つ、これも冬の恒例のクリマスマスリース作り!!
100均でリースを買って来て準備(フォトフレームも100均で準備していました)。
近くの公園で木の実を拾い集めてきました!!
各自リースに飾るリボンなどを持ってきていましたよ。
作っている最中、昭和の歌謡曲がマイブームだの、将来自分のお子さんに付ける名前は時代劇風のものだったりとか、やっぱり個性豊かで楽しいみんな(笑)。
それぞれのリースできあがり!!
右は先生の作だったかな。センスが良いですね!!
どの作品も素敵でした!!
1月25日は「校庭の暖かいところ探し」気温測り冬編!
その前に、卒業アルバム用の撮影が。
黒板にクラブ名書くのに色々工夫を重ねていました!
この日の前日は、全国で大雪があり、豊橋でも少しだけどちらついた時で、翌日はとっても寒い日でした!!これまでの中で低い気温に。
でもみんな校庭のあっちこっち、日向と日陰、倉庫の前と倉庫の中、サザンカの花の上など一杯気温を測ってくれました~!!
そして最終日の、
2月22日は、「ヤブツバキの花で実験」。これもほぼ恒例プログラム。
今季はなんだかヤブツバキの花が少なめで、花を探すのに少し苦労しました・・・。
どうにか人数分の花の枝と、落ち椿を確保。
落ち椿の花をちぎって各容器に入れるのを手伝って貰いました。花びらちぎるとき「じゃ、花占いできる!!イケメン、イケメンじゃ無い、、あ、イケメンじゃ無かった」(爆笑)!
大丈夫!!イケメンになると思うヨ。
準備OK。容器に水を入れてしばらく置く間にヤブツバキをスケッチして貰いました。
そして、スケッチ終わったら、思い切りみんな容器を振ってもらおう!!!
「カ~モンベィビィ~アメリカ~~♪」(USA)
教室のあっちこっちで楽しげに振ってくれました。
最初は苦闘でしたが、無事、ご覧の通り泡立ちました。
この実験を思い立ったのは、この本を読んだので。ヤブツバキはシャボン玉にはならなかったね。
そして、最後の挨拶で、代表生徒君から、
お花を頂きました!!
その前日は、小学校の「ありがとう集会」で、
みんなからのお礼のお手紙も頂いていました。もう一つは総合授業での4年生のみんなからのも。
いつも必ず目を通します。
みんなありがとう!!
ということで私からも。
(ヤブツバキの絵、少し描き加え。)
先生も色んな準備をして下さったので、とても助かりました!!
次年度もあると思うので、新しいプログラムも考えてみたいですね。
本格的ではないながらも植物標本作りとか?以前行ったロゼット探しとか。
子ども達との活動では、こちらも毎回実は学びになるのです。
またいろいろ精進していこうと思います!!
夏休みが明けて、
9月21日。これも恒例となっていた「葉っぱスタンプ作り」。
近所や、自宅に生えてきた自生の樹木の葉っぱを持参して、葉っぱの裏に濃いめの絵の具を塗って半紙に押すとできあがり!!
今年度の生徒達、実に個性豊かな子達で、絵の具も1枚の葉っぱに1色だけではなくて色んな色を付けて、それはそれはカラフルなスタンプにしていましたよ!!
ということで作品一覧。
2018年、2019年度はこちらも慣れていない面もあって、絵の具の調整とか選んだ葉っぱによっては上手く出来なかったりで苦闘だったのですが、今回割りとスムーズに行った感じです。
今回新たに取り入れたアカメガシワの葉っぱが一番やりやすいことに気が付きました。
10月26日は秋の学校近くの神社再び!!
今回はいつも自然観察会でやっているような、私が先導して解説するスタイルに。
とは言え、みんな、スダジイの実を拾ったり、センダングサの「ひっつき虫」の種を相手にくっつけ合ったり、先回葉っぱスタンプで活躍したアカメガシワの葉っぱを帽子に飾ってみたり、持ち味発揮でエンジョイ!!楽しかったです!!
11月16日は、新たな試み「校庭で推しの葉っぱ・実はどれか教えて!」
いつもの観察用紙に3つに区切ってお題を与えてみました。
葉っぱの香りや手触り下にスケッチや感想、そして分かったら名前を。
これがやってみたら空前の大ヒットとなりました!!皆積極的にそれぞれの葉っぱを嗅いだり触ったり観察したりしていました。
なんと校庭の片隅にホソバイヌビワが。
そして、
S先生が気になっていたこの樹の葉っぱを嗅いでみたら・・・!
「べっこう飴みたい~!!」と大人気となりました。
そう、この樹はカツラ。私の息子が小学生だった頃から校庭にあったんですよ。
他にもイロハカエデやケヤキを見付けたりマルバグミの葉の裏の突起見たり、メタセコイヤの葉っぱ見付けたり、そうそうアカメガシワまた大活躍~!!
そして校庭に植えてあるキンシバイの香りがみかんの香りがする!!と報告してくれた子もいて、あっちこっちで大発見が相次ぎました。
校庭のヒイラギには、白くて香りの良い花も。
今回のプログラム、結果大成功だったのですが、「知らない葉っぱは口には入れず、訪ねて大丈夫なものだけに」と注意書きをしなかったのは私の反省点でした。必ず記載は入れましょう(問題等は起きませんでしたが)。
続きます。
さて、、、
実は、2018年度と2019年度(西暦で行かせてください;)、校区小学校で総合学習協力以外に、自然観察クラブ活動のお手伝いもさせて頂いていたのでした。
前期と後期、生徒入れ替わりで行っていましたが、2020年度からは回数が少し減ると共に、年度通して同じ生徒で、と言う話しになっていました。
2019年度、残りの1回分を残すのみ、となっていたその頃、日本にもコロナ感染が起こり始め、緊急事態宣言がなされ、学校は休校という事態に!!
それ以降、休校が開け、クラブ活動そのものは復活しても、地域の外部講師は感染対策のためしばらくは入ることは出来ず、4年の歳月が流れたのでした・・・・・。
そして、4年ぶりに自然観察クラブ、復活に!!
(感覚を忘れているところも多く、勘を取り戻すのに少々時間かかりました;)
担当の先生も、教室も前とは違う先生と場所で。
そのクラブ活動の振り返り記録です!!
(注:個人情報が分からないように編集、そして画像も顔が分からないように配慮していますがもし不都合あれば対応します。)
と、言うことで、始まりの、、
4月20日。
メンバーは10名。
最初簡単な挨拶をしてから、まずは校庭でいつもしていたように各自生きもの探しをして貰いました!
ヨコズナサシガメ見付けたよ!!
他にはダンゴムシやアリの仲間、外にいて家で悪さはしないゴキブリの仲間など。
まだバッタには早いかな?
トカゲを探したがっていて見付けられなかったり。
校庭で見付けた草花や樹の葉っぱも見てもらいました。
クラブの担当の先生がニンジンみたいな葉っぱだな~、と思って抜いてみたら本当にニンジンだった!!ものもありました。花壇にあったんじゃ無かったかな?どうしてそこにあったかな??
5月25日、この日は学校近くの神社に出発!!
今回も思い思いに生きもの探しに。
何と、私は海上の森でも見たことのある、スジベニコケガを見付けた子がいました!!
神社境内内にある植物の葉っぱや実などを。
やっぱりダンゴムシは人気!!
こちらでは甲虫の仲間(ゴミムシの仲間かな?)やモリチャバネゴキブリもいました。
ダンゴムシの雄雌の見分けについて聞かれたのでしたっけ?これ次年度堪えられるようになれるかな?私・・・。
虫を積極的に探して見付ける生徒もいれば、「何も見付けられない」とつぶやく生徒もいて、今後どうプログラム進めていこうかなぁ?課題も出した日があるとやはり良いのかも、と考えたのでした。
あっという間の時間で、下校前までに学校に戻りました。
6月22日。
これまでの恒例の、貝殻でのフォトフレーム作り!!
(こちらはサンプルです。)
貝殻などの標本箱も持参で。
フォトフレームに貼る貝殻は全て渥美半島で拾い集めたもの。家人がですが。
そしてビーチグラスや陶片も家人が葉まで拾ったものです。
貝殻選びに迷ったようで。
そしてビーチグラスも人気でしたね!!
毎回、活動後は、振り返り用のプリントを作ることにしています。
「なんだか分からないけれど楽しかった。」で終わって欲しくなく、どんなものを見たり、工作で使ったものは何かな、など、関心があれば見てもらえれば良いな、ということで。
今回貝の絵頑張った・・・。
7月13日。「校庭の涼しいところ探し」(生きもの探しも)。
クラブ担当のS先生が棒状温度計を準備してくださったので、全員で工程の色んな場所の気温を測ることが出来ました。
外に出るのには、暑さ指数ではギリの所だったようです。
運動場など日向の場所では大旨30度以上、一番高くて32度。しかし木陰では29度台と若干気温の低さが見られ、一番高いところとは3度差。やはり樹木の木陰は過ごしやすさを提供してくれているのですね・・・。
それから、
ハチを捕まえた!!と報告してくれましたが、実際はハナアブの仲間だったようです。
この容器は自慢だったみたい・・・。
木製遊具に止まっていた、この虫何~?に。
コンパクトな昆虫図鑑持って行って、役に立ちました!!
シオヤアブの雄でした。
続きます。
間もなく今年度、平成5年度も終わります。早いですねぇ~。
話は遡りますが、今年度に協力した校区小学校4年生の総合学習の一端についての記事になります。
今年度も町内のU川生きもの探しに協力。
先年度は、潮の引きが悪くて川に降りられずに終わってしまったため、今年度こそはと、早めに潮の引きの良い7月4日に実施することが出来ました。
やっぱり川に降りて生きもの探しは楽しいよねぇ。
(デジカメのゴミが左上に出てしまいました・・・。)
この時もありました、謎の寒天状の物体。
以前博物館の学芸員さんに見てもらおうと容器に入れて1日経ったら跡形も無くなってしまい、これは生きものの卵とかでは無いでしょう、ということでした。
後日X(旧Twitter)でもこの物体のことが話題になり、汽水域に出ることだけは分かってきました。
子ども達、これを「わらび餅!」と読んでいましたよ(^^)!!なるほどねっ!!
カニは、いつものクロベンケイガニとタカノケフサイソガニ、そして何と久し振りにアシハラガニが見つかった!!(女の子だったかな、が捕まえました。)
こんな風に潮が引くんですね、とは、先年度も4年生担当された先生が。
さて、子ども達がカニ探しに夢中になっている間に私は岩場のカキやイシマキガイ、コウロエンカワヒバリガイなどを探していたのですが、、どういうわけか?みつかりません。辛うじてカキが1つ着いたこの岩くらい・・・。
一方子ども達、ヤマトシジミを掘り出して持ってきてくれました。アサリの貝殻、それからスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)。
*最近スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)を自然に優しい除草役として田圃に蒔くことを某党員が推奨していて物議になっていますが、既に外来種として大問題になっている貝なのでそれは絶対にやめましょう!!!
カワザンショウガイの仲間は今回も見つかりました!!
タカノケフサイソガニ、雌だね。
フジツボ=恐らく外来だね、も。
スクミリンゴガイの卵。
活動を終えて生徒達が学校へ戻っていくのを見送って、車を停めているもう少し下流域まで移動しました。
ハマサジがありました。
何と車を停めている少し下流域にはカキやコウロウエンカワヒバリガイ付きの岩が結構あったのでした。これ見せたかったのになぁ・・・。
こちらも見せたかったイシマキガイも、いました。
前の月の6月2日は豊橋でも大雨となり、U川も例に漏れず氾濫した模様です。その影響があって貝などが着いた岩なども下流に流されたりする影響があったのでしょうか?
今年度、野外での学習が無事行えたのは良かったことでした。
4年生のS先生はこの日以外にも校外や、教室で総合の協力をお願いしたかったようですが、学校内の仕事の忙しさや、インフルエンザでの学級閉鎖、暑さなどが続いたみたいで叶わなかったようでした。残念・・・。
コースは古窯を通り、里に向かいます。
サクラバハンノキの幹にもありましたが、ここにもあった根が張ったような感じのこれは、根状菌糸草、というのらしいです。
シロテンエダシャクという蛾。
こちらはシロフフユエダシャクだそうな。メモをしっかり取っておいて、今更新の時に検索して確認しています。
去年2,3月の時も見ていますが、アオキの食害が目立つようになってきました。
ニホンシカだと思います。
アズマヒキガエルが産卵に来る水たまり、、、誰かが改変した模様、うううむ・・・・・。
Gさんがどけた岩の影にいた幼虫さん。クチキムシではということ。
里山サテライトで、
一足早いキランソウの花がありました。そして、
皆でスイバの葉の裏を探します。何かと言うと・・・。
参加者のお一人が見付けたのでした。画像中央にいるのはベニシジミの幼虫です。
時に赤い葉の色に少しなるらしい。
いつか近所でも探して見たいと思います。
電柱のビニールシートにやはりいたテントウムシたち(越冬中)。
Hさんによれば、今季海上の森ではヤブツバキの花が少ないそうです。
豊橋の近所でも普段ある樹にあまり花が無かったりしてこちらでもそう多くは無いですね。
ツルアリドオシがこんな感じになるなんて、でした。
今回も森を楽しむことが出来ました。
尾張自然観察会、しばらく会費は取らない方針で行くようです。
どちらにしても次年度も会員は継続します。ただ、私は自然観察指導員愛知県の協議会はもう今年度限りとしたいです。
また観察会は行きますのでよろしくです。
担当Gさん、Uさん、皆さん、ありがとうございました。