もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

大阪・京都へ出かける~3度目の京都府立植物園 5

ラン・アナナス室で2番目位に感激したのがこちら。

花は明らかにツバキ。葉っぱが大きめ。

ツバキである証拠に、花びらは根元でくっついたまま、花ごと落ちています。

なんとベトナムのツバキの仲間、ハイドゥン ツバキなんだって。面白いですね!!

名前は分からなかったけれどユズリハの仲間かな?

ランの仲間。

そして出口へ。

鉢植えの花にはさわらないでと案内が。下に鏡があります。

撮っている私。この日は寒かったから冬物コートとニット帽だったんですよ。

赤いのは蜜!!

この花、ネコソドン モウリティアヌスの赤い蜜はモーリシャスにいるヤモリの1種を誘って花粉を運んで貰うためのもののようです。

甘いのかな?

ケース内にあった近年発見されたというラン。フラグミペディウム ベッセアエ。

そして外に出ますよ。

くすのき並木、川端康成の小説にも登場するくらい古くからある並木なんですね。そんな古い木を大切にする府立植物園は本当に素敵。

近年、樹の扱いが酷すぎる状況の日本の中でこの姿勢は見習って欲しいと思います。

豊橋だってかつては街路樹の先進都市だったのに。

もう一つの魅力は、

おそらくは意図的に着生させたと思うのですが、大きなシダ、シマオオタニワタリがあって、

タイワンキバナセッコクだって。

オオタニワタリは和歌山にも自生があるらしいけど少ないと聞いたような。

結構大きくて風格があるシダですね。

 

続きます。