もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

やっっっっとツグミ!!!(ご近所の自然観察)

海上の森から、実家からも帰ってきて、1月3日。

二つ目のフィールドはやはりご近所になりました。

蔵王山当たり(田原市内にある低山です)に行っても良かったけれど、やはり気になるのはツグミの様子。

さて、この年末年時の間、自然史博物館の大型映像の影響で引っ張り出した、デビット・アッテンボローさんの本、「植物の私生活」を一気に読み終えました。とても面白かったですよ。

その中で、鳥を介して花粉のやりとりをして貰って実を付ける鳥媒花の特徴として、香りがしなくて、赤い色(鳥は虫と違って赤を識別できる)、(ほどよい)大きさと、しっかりした花弁、があり、この画像のヤブツバキは正にその条件に当てはまりますね!

画像良く見るとアブも来ているけれど。

メジロが吸蜜に来ることでよく知られていますね。

ヒメオドリコソウが咲き出したので生物暦記録に。やはりこの冬暖かい。

もうちょっとしっかり撮った画像が欲しかったので、モミジバヒメオドリコソウ。こちらはホトケノザ並に季節おかまいなく咲き続けている様な感じです。ある場所は1箇所のみですが。

今季はアオツヅラフジの実が多いな。何と、この日、メジロたちが別のアオツヅラフジの株で実をついばむのを見ました。わ、メジロのメニューリストに追加だ。

ジョウビタキもやって来て食べていました。

メジロのメニューリスト、と言えば、

このアロエの花の蜜もそうなんですよ!

まだYu-Yuさんが小学生だった頃、工作教室に通っていて、車で送っていった先にアロエがあって、やはりこのように花が咲いていたのですが、そこにメジロが来てこの筒状の花の中に嘴を突っ込み、恐らく長い舌で吸蜜しているのを見て、へぇぇ、と眺めていたのでした。

アロエの花は、メジロのような鳥たちに来て貰うためにあるのかな、とか、メジロはやはり暖かいところが主の鳥なんだな、と納得させられるマッチ振りでした。

*次に今読んでいるアッテンボローさんの「鳥たちの私生活」にもアロエの仲間出てきて、ミツスイという鳥が吸蜜しようとしている写真が出てきましたよ!やはり鳥媒花なんだね。

 

もう、ガガイモの綿毛の旅立ちは間近!

まだ頑張っているよ~レモンエゴマ。ど根性エゴマって呼びたくなる(笑)。

M池などでオオミノガの蓑が今年もあった・・・。

って、お隣の樹には60もの蓑があった!!以前もこのような鈴なり状態をN池で見たことがあるけれどちょっと異常事態かも?

辛うじて一画に生き残っています。これからも残っていて、ヤブコウジ

さて、年明けたけれど、ツグミは、シロハラは~?

なかなかはっきり出てきてくれない!!

そんな中、U大池近くで「ケケッ!」あっ!!

センダンの樹の上に、いました!1羽。しっかり確認。

今までどこにいたの~?と叫んでしまいました。

よかった、やっとだった。2005年時に全くいなくて2006年1月1日初詣の時に声を確認という記録がありますが、去年不確かな記録はあれど、確実なのは2006年の時より2日遅れの最も遅い初認となったのでした。

池にもミコアイサが6羽くらい来ていたのを見ることができました。

2022年12月6日、この日はまだ青々した葉っぱもあったツルウメモドキは、

同じ蔓、殆ど食べられていました。


サネカズラも熟したものは食べられていました。ちなみに別の所でちょっと味見。熟視が足りないとヤニっぽいだけでしたが、ある程度熟すとまぁまぁの味ですね、やはり。

ヤブニッケイの実も大分無くなったし、クスノキヒサカキの実もそろそろ食べ尽くされるかな?

ちょっとツグミが見れて一安心、一旦家に帰ってラーメン作って食べたのでした(あんまりお雑煮は飽きていた;)。
そしてU川に行ってみることに・・・。