もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

心の、命のお洗濯、海上の森へ。 その2

観察会参加のメリットは一人では無いので、森の遠くまで行けること、一緒に自然について話せる仲間の方がいることです。色んな目があるので出会える生き物、初めて出会える生き物などがあります。

一方、一人で訪れるのは、この頃は様々な要因(獣など)で奥地まではなかなか行けませんが、一人気ままに、自分のペースで自然を見ることができることですね。

5月の時に比べて、赤味が増してきたオオカメノキの実。

ムラサキシキブの花。そしてこの葉っぱの食べ痕は・・・。

ゴミを纏ったようなこの子は、、そう、観察会で教えて貰った、イチモンジカメノコハムシの幼体さん。セルロイドのような成体はいなかったな・・・。

こんなところで、サカキの花が。24日の豊橋の近所では既に終わってしまっていました。

森の中でもウツボカズラに出会えた。最近森の中では見られなくなっているのか、それとももう少し早くに行かないと出会えないのかな?

里に近づいてきました。

これは、、多度神社前の、あのツブラジイ?何故伐られてしまったのだろう?左側の幹にはコゲラか何かが掘った巣穴らしきものもあるのに。

こちらの工事のためなのだろうか?

必要な工事だったのかも知れませんが。

画像中央左よりの樹はシロダモ。伐られて小さくなってしまったけれど頑張っているようです。

花はこれからのヤブカンゾウ豊橋南部自宅庭のものは6月21日に最初の花が咲き出しましたよ。

里山サテライトの古民家前で、買ってきたお昼ご飯を食べて休憩。

その座っていたベンチそばに来たシオカラトンボ

そしてホトトギスの鳴き声がしてきました。良かった。

それまで歩いていてホトトギスの声が無かったので、やはり少ないのかなぁ、と心配になっていました。ここにはいないとね。

他にはサンショウクイオオルリキビタキセンダイムシクイヤブサメの鳴き声がしていました。姿はなかなか観られない。

でも周りの森の木々を眺めながら、ホトトギスの声を聴きながら過ごせる一時はやはり格別です。正にアーシングなんて軽い言葉では無く、心の、命のお洗濯といった所です。

人の入りはそんなに多くは無く、時々二人か一人、すれ違うと行った感じですね。

瀬戸大正池まで行ってみることに。

途中、イノシシのような、コジュケイのような雄叫びにびびる(両者良く似ている)。出会いたくないものね、イノシシ。でもコジュケイっぽい声だったので行ってみる。

念のため熊鈴はつけているのと、「ヤッホー」と声も出してみて。

到着瀬戸または海上大正池(本当の名前は海上堰堤)。

今まであまり水草というものを意識してこなかったけれど、近所の池のここ数年の異変を目にしてからは見方が変わった気がします。いや、全く意識していないわけでは無かったけれど、大切さというか重要度が分かった気がする。

近所の池は一様にフェンスの外からでしか見れないので(安全とかあるとそうぜざるを得ないと思うけど)近い所で観察するということがまず出来ませんね。


これは何になるのかな?とネットで検索して、コバノヒルムシロが近いかなと見ていますが。以前の海上の森の調査報告書の目録にはヒルムシロ、となっていますが葉っぱもう少し太そうな気が。でもあのKさんだから大きな間違いは無さそうですが、どうなんでしょう??
でもこうして良く見ると素敵ですね。

続きます。