折角であるし、そのまま戻るのもシャクなので、センターでも見ていくか、とも思いましたが、そういえばまだ廻ったことのない、センター周辺の森のコースを少し行ってみようと思い立ちました。
色々、塔とか繭玉広場、とかいう場所なんですが、案内図見ると結構距離がある・・・。
雨でもあるし、人出もないし、獣に遭ったりもしたくないので、コース最初の「窯の歴史館」を見るのに留めました。
外観はこんな風。靴を脱いで、中ではスリッパに履き替え。
外にはまだ若いアカマツが。
この辺は元々アカマツ林で、この辺りを万博瀬戸会場としての開催に留めて今の愛・地球博記念公園(モリコロパーク、昔の青少年公園)がある長久手会場との分散開催という形に結局は決着が付いたのでした。当初は海上の森全体が主会場(そして住宅地に開発しようという意図があった)の計画だったのでした。いろいろ、、ありましたね。
多分元々ここにあった焼き物の窯跡を建物で覆い、保存する形で、周りを階段で降りて回って見られるようにしたのですね。
昔、こういった窯跡の数々があって、降りていって陶片見たりした思い出がありますよ。
ガラスなので鳥がぶつからないようにと。で、説明付き。
なかなか来れなかったからね~~。
「昼間になんて出やしないよ」などと家人は言ったが、時に出ることもあるようです。
出会って向こうが逃げたりただ止まってくれればいいけれど、突進されたら怖いから;
クロモジは良いよね、大好き。
ここ最近、豊橋のヤブツバキも花付きが寂しいですが、瀬戸でのヤブツバキってもっと花が少なめで控えめに咲いている感じなんですよ。東三河のそれはもう本来ぼこぼこ咲いている、と言った感じなんだから。
さて、海上の森センター近くまで戻ってきて、ふと、ウリカエデの芽出しかな、と思ってみたらどうも違う、、
帰ってからも図鑑で確認済みです。
ここにもあったんだね~~。芽出しも繊細で綺麗ですね。
この時、尾張でお世話になっている方二人と偶然出会い、しばし近況などの話題になりました。
瀬戸市では、県によってですが、シデコブシやマメナシの樹が伐られる出来事が!
だんだん自然観察関係で活動している人の高齢化、そして物を言わなくなってきているので、自然保護の意識や機運が低下しているということです。
あとはあいち・森とみどり税の使い道の理不尽さとか、、諸々・・・。
なかなか、、進んでしまった自然への無理解は、どうやら三河も尾張も関係がないってことなのか。
今回海上の森大学での講座があって、雨の中でも熱心な参加者さんが見えたそうです。
まぁ、出来ることをやっていくしかないんですが。
そんな話をした後、ようやく車に戻り、
お昼少し過ぎに実家に着いたのでした。