間もなく今年度、平成5年度も終わります。早いですねぇ~。
話は遡りますが、今年度に協力した校区小学校4年生の総合学習の一端についての記事になります。
今年度も町内のU川生きもの探しに協力。
先年度は、潮の引きが悪くて川に降りられずに終わってしまったため、今年度こそはと、早めに潮の引きの良い7月4日に実施することが出来ました。
やっぱり川に降りて生きもの探しは楽しいよねぇ。
(デジカメのゴミが左上に出てしまいました・・・。)
この時もありました、謎の寒天状の物体。
以前博物館の学芸員さんに見てもらおうと容器に入れて1日経ったら跡形も無くなってしまい、これは生きものの卵とかでは無いでしょう、ということでした。
後日X(旧Twitter)でもこの物体のことが話題になり、汽水域に出ることだけは分かってきました。
子ども達、これを「わらび餅!」と読んでいましたよ(^^)!!なるほどねっ!!
カニは、いつものクロベンケイガニとタカノケフサイソガニ、そして何と久し振りにアシハラガニが見つかった!!(女の子だったかな、が捕まえました。)
こんな風に潮が引くんですね、とは、先年度も4年生担当された先生が。
さて、子ども達がカニ探しに夢中になっている間に私は岩場のカキやイシマキガイ、コウロエンカワヒバリガイなどを探していたのですが、、どういうわけか?みつかりません。辛うじてカキが1つ着いたこの岩くらい・・・。
一方子ども達、ヤマトシジミを掘り出して持ってきてくれました。アサリの貝殻、それからスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)。
*最近スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)を自然に優しい除草役として田圃に蒔くことを某党員が推奨していて物議になっていますが、既に外来種として大問題になっている貝なのでそれは絶対にやめましょう!!!
カワザンショウガイの仲間は今回も見つかりました!!
タカノケフサイソガニ、雌だね。
フジツボ=恐らく外来だね、も。
スクミリンゴガイの卵。
活動を終えて生徒達が学校へ戻っていくのを見送って、車を停めているもう少し下流域まで移動しました。
ハマサジがありました。
何と車を停めている少し下流域にはカキやコウロウエンカワヒバリガイ付きの岩が結構あったのでした。これ見せたかったのになぁ・・・。
こちらも見せたかったイシマキガイも、いました。
前の月の6月2日は豊橋でも大雨となり、U川も例に漏れず氾濫した模様です。その影響があって貝などが着いた岩なども下流に流されたりする影響があったのでしょうか?
今年度、野外での学習が無事行えたのは良かったことでした。
4年生のS先生はこの日以外にも校外や、教室で総合の協力をお願いしたかったようですが、学校内の仕事の忙しさや、インフルエンザでの学級閉鎖、暑さなどが続いたみたいで叶わなかったようでした。残念・・・。