6月17日。
いつもなら第3土曜日は、出れるなら海上の森まで観察会参加に行く日ですが、
この時は豊橋自然史博物館ワークショップ「潮干狩りで生きものを探そう」
に応募、参加可能となったので(往復葉書申込みで抽選)、そちらに行って来ました。
近所でU川の生きもの探し(汽水域で干潟になる)の小学校校外学習手伝いを今年度もするのですが、干潟の観察って他の場所ではどうやっているのかな、とか、開催地の前芝はなかなか自力(運転)では行けない(汗;)、当日はバスが出るので、ということで申し込んだのでした。
今回参加可能にして頂いたのですが、当日集合場所に来た参加者さんは、皆親子・・・。なんだか、貴重な参加枠を頂いたみたいで申し訳ないような;
担当は貝類の学芸員Nさん、そして補助でHさんでした。
豊橋に住んでしばらくになりますが、前芝は初めましての場所になります。
干潟の砂に突き出ている棒のようなものは、ムギワラムシというゴカイの仲間?の棲管。
掘ってみたら棲管は長くてびっくり!そしてムギワラムシも出てきましたよ~。
(画像撮って無くて済みません;)
こちらはヒモムシだったかな。
「これ綺麗でしょ!」と見せて貰ったホトトギスガイ。模様が鳥のホトトギスの胸の模様に似ているからこの名前なのですね。
今回「潮干狩り」というタイトルだけあって皆さん貝を探すのに夢中。子どももだけれど、お母さんの方が熱心だったケースも(笑)。
私のバケツには、オキシジミ、ハマグリ、ムラサキガイ、マテガイ、オオノガイもあったかな、の生貝、または貝殻が入りました。
・・・・・でさ、、、いつの間にやらどなたかに「拾った貝殻の大きさ競争」に参加させられておりました。
ははははは;;
私に勝って、うれしかったようですねぇ。まぁ、また次回受けて立とうじゃぁないですか。
手前がムラサキガイです。
こちらはハマグリ。
アサリは最近少なくなっているみたいで心配です。
決まりとして、2.5センチ以下のアサリ、3センチ以下のハマグリは採ってはいけないということと、それ以外の生き物の持ち帰りは良いけど美味しく頂くか最後まで飼育するなどして命を無駄にしないように、ということがお話しにありました。
アサリの現象の要因として、海に流れる水が浄化などで綺麗になりすぎて貝類の餌んある栄養分がなくなったことか、または上流域の開発でやはり海に栄養が流れなくなったことがあるからでは無いか、などの説があるそうです。
海辺の生き物がこれからも見られて潮干狩りが楽しめるような環境であって欲しいですね。
出会ったコツブムシさん、種によるかもしれませんが飼育可能だそうですよ!
山もですが海辺でも生き物が見るのは好きなので、参加の親子さんなど皆さんと私もいつしか楽しんでおりました。
どうもありがとうございました、勉強にもなりました。
豊橋自然史博物館ではこうしたワークショップなどが開催されていますので、機会ありましたら是非御参加下さい。