もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

10月の葦毛湿原

12月になってしまう前に(笑)。忙しかったですね。

やはりアリーナ関連だったかな?それもあったというべきか。

決して無理はしてこなかったつもりですが。

10月11日。

次の日も行くのですが、予習の意味も兼ねて、秋の葦毛湿原に行って来たのでした。

ムカゴニンジンやスズカアザミが咲いています。

以前、野鳥同好会探鳥会時にいつもどこからともなく現れる葦毛のレジェンドFさんから教えて頂いた、クロウメモドキ。まだ実は黒くは熟していない模様。

ミゾソバも花盛りでした。割りと好きな花ですね。

イワショウブ。本来は寒冷地に生息する植物が、暖地の葦毛にも見られることが貴重、しかし最近数が少ないみたいで心配です・・・。

以前長野の栂池湿原で見ています。来年は行きたいな・・・。

周りの緑に紛れてしまうけど、ノダケ。地味ながらも渋さがあってそこが好きかな。そう、渋いのが好きなんです。

この日はお馴染みのヒメアカネの他にマユタテアカネがいました。アキアカネもいた模様。

もう多分花のなごりだけれどもシラタマホシクサ

サワギキョウも大好き!!そして、

サワギキョウの花々のそばでは、ノビタキが2羽来ていました。帰りの駐車場付近の田圃にも1羽いましたね。少し渡りが遅れているのかな?

この秋の渡りは後で鳥のFさんにも聴いてい見たらさっぱりだったらしいですが・・・。

サワギキョウの花を眺めていたら、オオスカシバが吸蜜に飛び回っていました。画像に収めるのは難しかったです。

ハラビロカマキリ

何故かツマグロヒョウモンが多く飛びかっていました。翌日でも沢山飛んでいて、その日の案内者Tさんが何故?と首をかしげていましたね。

いつも手描きの案内板が素敵です。温かみもあってうるさくは無い感じなのもいいです!

しばしお茶休憩して帰りました。

翌10月12日。

この日は豊橋自然史博物館ボランティア研修会として訪れました!

案内はボランティアTさん。

皆さんと沢山湿原の植物や生きものについてお話しすることが出来た楽しい時間となりました。相変わらずフィーバーしてしまい申し訳ない(汗;)。

イネ科は超苦手な私;担当の学芸員さんにヌカキビ、と教えて頂きました。場所が変わって同じ物があっても分からないかも;;この後図鑑で見てみようかな。

ヒヨドリバナだ、と思ったら、「オオヒヨドリバナです。」とTさん。そうなの~?

確かに、海上の森などで出会うヒヨドリバナに比べて花が大振りです。近所にあるのもオオヒヨドリバナになるのかな?

この日は葦毛の植物に詳しい先のFさん、そして何と最近愛知県民の森でもバッタリお会いしたYさんも見えて、挨拶とお話しも出来たのでした。

良い時期でしたね。

海丘陵要素植物(東海地方だけ、または東海地方に割りと多く見られる植物のことをこう呼びます)と呼ばれる植物が数多く残されている葦毛湿原について皆で知って行き、これからも保全されていって欲しいですね。

11月から3月まで、保全のための回復作業も始まりました

 

12日に研修会では、TさんやHさん始め、皆様ありがとうございました。