もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

死にそうな暑さの中、足止めあったりで(汗;)(ご近所の自然観察)

8月15日のご近所巡りの様子です。

この日は過酷でした・・・。

ご近所巡りしなきゃ、と色々準備していざ出陣、記録を取りながら気温を測り始め、N池にきて、ふと、

「双眼鏡を持ってくるのを忘れているのに気付いた!!」

馬鹿~;と思いながら、まだ近いので自宅まで戻ったら玄関に置いてありました。

気を取り直して元の場所まで戻りまた観察始めます。

マルバツユクサに、斑入りのものがあるなんて!!特に除草剤をかけられたわけでもなさそうです。

こういうのはどういう条件でできるのでしょうね?

N池で、ゴイサギの幼鳥らしき鳥が飛び立ちましたが、双眼鏡で追えず、残念!

クサギが花盛りです。

 

ヒシがすっかり無くなり、真夏の楽しみであった、チョウトンボ達がひらひら舞う姿もすっかり見られなくなってしまい、段々地域の自然が劣化していくのはやはり何とも言えないものを感じます。

そんな中、池に相変わらず浮かんでいるミシシッピアカミミガメですが、以前ならもうちょっと水面に浮かんでいたのに、この所数が少し減った気がします・・・。

水草などを食べ尽くしてしまったので減ってきたのかな・・・?外来種といえども、あまりにも我が物顔でいつまでもいるわけでは無いのかも知れません。

 

ヒナバッタで良さそう。

気温の結果を最後の方に載せますが、この日は場所によっては35度超えとなりました。こんな日は無理せずショートカットコースを行きましょう。

サトキマダラヒカゲ

ショートカットコースは主に竹林の中を歩きます。

ヤブマオとヤブミョウガがお出迎え。

歩きながら鳥の種の記録、花の記録、虫の記録、トンボのカウント、そしてポイント毎に気温を測るのですが、最初は良くても、段々、、暑さで記録を取ることが結構堪えてきました~;気力との勝負です!

大きい方のS池にあった外来種ポンポンアザミ。抜こうと思うけれど頑丈で根元からはなかなか抜けない!

花の茎だけでも折るだけでも、と頑張ります。これも普段ならまだ健闘できるけれど、猛暑の中では辛い;

こちらは普通のヨシだけど、

こちらはちょっと違うような、ツルヨシかな?

 

命を終えたクマゼミでした。もうニイニイゼミは先週で鳴き終わってしまったのか、聴くことが出来ませんでした。

カイツブリの繁殖、この日も確認できず。N池で成鳥1羽、そして大きい方のS池には姿が見えず、お隣のU大池に成鳥が2羽。移動したのでしょうか?もう今年は子育てしないのかな、と気になってきています。

トンボは、コシアキトンボやコフキトンボの数は少なくなってきました。シオカラトンボやウスバキトンボの数を数えるのがちょっと根気が要る;

タイワンウチワヤンマが再度縄張りを奪った模様です。

段々、トンボの数数えも疎かになりそう;

戻りのコースに入ります。ヒメモロコシがあるなぁ~、と思っていたら、茎に何やら止まっている者が・・・。それは?

タマムシの仲間、ウバタマムシでした!何でもマツを食べるらしいです。東京ではレッドリスト入りとか?そんなに珍しいわけでも無さそうなのになぁ~。

この時は夢中で手に停まった姿をデジカメ撮影でしたが、可愛いですね~!!

指を伝って飛んでいきました。この子はまた通信に載せなくちゃ。

そうこうしているうちに汗がダラダラで;戻らなきゃ、と思ったら、

あ~いた~!ここでも足が止まってしまう。ナツフジにウラギンシジミの幼虫がいたのでした。薄いグリーン色。

 

そんなこんなでお昼前から歩いて3時間近く!!家について着替えて、遅めのお昼ご飯食べ、記録をノートに書いている途中でお昼寝してしまいました。

 

この日の気温です。(計った時間は11時40分~13時40分くらいの間)

場所             気温

①道路            34.6度

②N池土手          36.0度

③N池木陰          33.8度

④M池周辺木陰        34.7度

⑤S池北(アスファルト上)  33.5度(この時風が出てきていました)

⑥S池北(ソメイヨシノ木陰) (今年の春にソメイヨシノが伐採されたため測れず)

35度近いかそれ以上の場所もあった、結構暑い日の結果となったのでした。

 

2013年から始めて9年目になります。

段々、年齢がいくとこうしたことはやめた方が良いのかも知れませんね。観測設定となった時間が悪すぎた;(暑い昼をまたぐ時間)

記録を表にしていったら、また見えてくることがあると思います。

気温計、電子でもう少し早くに判明できるものがあったら、そっちに変えたいな、と思ったりしています。