勿論、植物など、自然を対象に描く場合、実物を見て描くのが一番です。
昨日、実物見て描いたのですが、やはり、描いたときの実感が違うかな。
しかし、希少な植物などは、持ち帰るわけにはいかないですし、現地でじっくり見て描く機会がなかなか無かったのです。
普段、実物見て描けるのは、採っても簡単には滅びたりしない、身近な植物になりますね。
また、動く虫や鳥はなかなかその場でスケッチはねぇ、、でも昔の画家はそれをしていたのでしょうね・・・。
最近デジカメの性能が優れたおかげで、そこそこ虫や鳥、植物も綺麗に撮れることが多くなり、描くとき画像を見ることも多くなりました。
しかし植物、実物見て描くということも特に通信作りなどに置いては、最近疎かになってはいないか、注意ですね。この辺りは心がけよう・・・。
絵を描く目的、自然関係の場合、こんな風に別れるのかな?
・図鑑や図録、学術誌などに描くためのもの。
図鑑にある種の植物などを描く場合、決まりがあるようで、全体の姿、花の姿や実、萼や托葉、種子、茎の毛などの部分的な描写を描き入れる様になっていますね。
図も実物を見て、忠実に、デフォルメなどは勿論厳禁で細密さが求められることでしょう・・・。
・ボタニカルアートなど
上の図鑑のような決まりは求められないけれど、やはり実物を見た感じのまま描くことが求められるでしょう・・・。
・自然観察会などで解説用に描くため。
例えば、参加した人が、観察する植物などの見分けができるために、それぞれの植物の見分け方や違いが分かるような絵が必要でしょう。
例えば、ヤマユリとササユリ、タカサゴユリとの違いを絵で見て分かるものでないといけないですね。葉の付き方、花の特徴などが分かるように。
ただ、図鑑用の絵のような所まで求めなくても良いとは思います。
・自然を楽しむため、自然の植物などを楽しみながら描くためのもの。(ただ描きたい、絵日記、絵手紙、エッセイを添えたものなど色々)
この辺りは、もう描き方は自由ですね。必ずしも細密であることが求められるわけでもありませんし、決まりもないですね。本物そっくりに描くのを心がけても良いし、雰囲気が出ていれば、それで良し、ということもあるでしょう。
図鑑的なものを目指す目的と必要性があるのと、そうでないのとでは描く決まりとかスキルも違ってきて当然ですね。
また、誰もが最初から髙スキルでなければ行けない、というものでもないと思います。
次に、手持ちの本で、絵の描き方について記載してある物を集めてみました。断っておきますが、これは自慢なんかでは全然ないです;だってこれ見て絵を描くのに活用なんてしていないので;
手持ちではないけれど、こんな本もあった、というのも載せたいです。
次回に続く。