もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

参加して良かった!

こちらはブログでご報告。

Facebook(顔本と呼ばれもするらしい;)では、お友達つながりのかたから「イベントのご招待」が届くのですが、なかなか行けないケースのほうが多かったですね・・・。

そんな中の一つに、渥美の「赤羽根塾夜なべの討論会」があったのでした。

今回もお誘いがあり、見てみたら、内容として、林正道さんのスナメリの映像、そして矢部隆さんのニホンイシガメについてのお話しがあり、これは行きたい!と思い無謀にも一人参加を申し込んだのでした・・・。

今まで夕方から出かけることはなかなか無かったのですが、このところ少しは行けるようになりました。

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渥美産の海のもの、山のもののご馳走が一杯でした!

交流会で皆さんが調理などして準備して出された食事の数々が、もう素晴らしくて!!

野菜、そしてタコにタコ飯、なんと渥美で捕れたスッポン3頭分の鍋!田原ポークとやはり地元で駆除したイノシシ肉、お餅、そしてわかめやめかぶのしゃぶしゃぶ・・・。

どれも美味しかったですが、スッポン鍋のおだしが美味しかったし、タコ飯も、そしてめかぶが肉厚で、お湯の中で鮮やかなグリーンに変わり、味も絶品でした!

(後でYu-Yuさんに話したら案の定行きたがっていました)

素晴らしかったのはご馳走だけではなかったです。

林正道さんによる、26年間の集大成、スナメリの映像で、スナメリの生き生きと泳ぐ姿や生態、そして渥美の海は豊なんだ~、と知ることができて驚きです。

林さんの語り口も優しくて、海の生きものへの愛があふれていましたね・・・。

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撮影時に使用したドローン。大きいのは水中ドローンと呼ばれる物

林さんは自身の体調のこともあり、去年で26年間の活動に幕を下ろしたとのことです。どうかお体お大事に・・・。

その後渥美に残されていた古文書を読み解いたお話も面白かったですし、

表浜海岸の様子について、変動繰り返しつつも実は「変わってない」という話、赤羽根塾で調査したアカウミガメは今年少ないということなどのお話しがありました。

アカウミガメの今後は気になりますね。

そして、今度は「ドコツン」と渥美では呼ばれているニホンイシガメの最近の様子と、ミシシッピアカミミガメ侵出による影響など。先ほど食卓に上がったスッポンも、渥美では元はいなかった「外来種」になるのだそうで今後もこの機会に食べて駆除しよう、ということに。

ニホンイシガメは、アカミミガメの来ていないところでも減っているそうで、それは実はため池が管理されなくなって周りの林が育ちすぎ、草地などが無くなったため、過ごせるすみかが無くなったことに寄るのだそうです。

また、ミシシッピアカミミガメは、豊川用水など、人が作ったインフラを利用して広がっているとのこと。

この辺り、駆除やイシガメのすみかをどう守るのか、考えさせられるお話しでした。

近所でも、ニホンイシガメは減ってきていて、ミシシッピアカミミガメだらけになっているので、この辺り聞きたいと思っていたので参加して良かったですし、他のお話しもとても興味深かったです。

久しぶりにお会いする方、初めてお会いする方、が見えたのも良かった。

何より、冊子も何冊かお買いいただけて有り難かったです!

毎年1回、このような企画をみんなで行う赤羽根塾の皆さんの素敵なエネルギーを感じました。

主催のWさん、色々お世話になり感謝です!!

夜中の13時まで、いや~~濃い面白い時間でした!車でそれから自宅に帰ることになりましたが、夜中なので車殆ど走って無くてスイスイ行けて早く着きました~。