もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

「環境を守ろうっ」ってどんなこと?

ごく一般の人にとって「環境を、地球を守ろう」というのはどういう活動だと思うのでしょうね?

 

2~3年前くらいに、最近全国でセミナー展開されているとある二人の活動家の講演会を私も聞きに行ったことがあり、2つめの旧ブログとこちらにも記事にしています。

その時の感想は大旨好感を持って書いていました。

しかし、後にコロナ禍になって、両者ともコロナへのあまりの軽視、ノーマスク・ノーワクチンの姿勢が浮き彫りになって、そこに不信感が起こり、もう聴きに行くことは無いし、買った本も資源回収に出してしまいました。

(ブログ記事も編集できる所はそのことを追記すべきかも。)

そこのセミナー開催で色々運営していた皆さんは、明るく楽しそうにされていたけれど、なんとなく、昔自分が関わった場所の数々のような真剣さというのかはあまり無かったような、どこか違う感じはしたかな。

あ、楽しいのは良いんですよ。

 

当時も思ったことですがセミナーやシンポジウムなどのイベント、パレード、気候マーチで集まって楽しく地球を守ろうというアピール自体はしても良いと思います。

昔自分もこの手の活動に実は加わったことはあるので、分かりますが、一緒に同じムーブメントで一体になってアピールするという高揚感というのはあるのです。間宮さんが記事に書かれたように。楽しいのです。

私は、自分が声を張り上げてアジテーションするのは苦手だと分かったので今後しないと思いますが、得意な人、好きな人はやってもいいでしょう、但しコロナ禍では今着用方法見直し検討に入っているとは言え密接するし声張り上げるからノーマスクでするのは懸念されます。

 

さて、広く環境を守るための活動にどんなことがあるかって言えば、

 

一見分かりやすいものから順に、

デモやパレード、シンポジウムや講演会参加、関連イベント運営・参加、SNSでのアピール、環境を守るための署名活動、行政への意見を出す、というアクションから、

環境に影響を及ぼさない製品を選ぶ・使う、(是が非などは問うとして)環境に優しい食品選び、またその農業支援、フェアトレード製品購入、などの消費活動、

ゴミ拾い活動、ゴミ出しのあり方を考える、

住んでいる自治体での環境政策に注目していく、パブリックコメントがあれば意見を出していく、行政関連の環境イベントだけでは無く、実際に何が行われているのかを知っていく、

自分の住む自治体にどんな自然環境があって、保全はどれ位されているのかを知っていく、地域にどんな自然生態系があるのかを観察会活動などを通して知ること、

今どこでも問題となっている外来種問題のことを知り、駆除活動があれば参加する、または自ら活動する、

自然について学び、観察会で知った知識を深めて、観察会関係の市民団体が行っている調査活動に参加する、

行政の担当者に時には起こっている問題や出来事について問い合わせをしたり、関係先に意見を出したりして良い方法を探っていく、

(そしてそれらは正しい情報や客観的な見方、集めたデータなどを元にした上で行っていくことが重要となっていく)

と、、、、下に行くほど実は地味で、華々しさは無い活動になっていくと思います。

そう、環境を守ることの大部分は、多岐にわたっていて、実際はとても地味な動きのことが多いと思う。

本当は行政への要望活動も地道な交渉があったりします。

 

そして、地味な活動を行う担い手が少なかったり、限られた人ばかりになったりしている。

 

だから、どうかその光が当たらない(様に見える)その部分にも思いを馳せて、出来るなら何か協力や参加が出来るようであって欲しいな、、と思っているのです。

なかなかそこまで至らないことが多くて。

しかしこれらに至ってこそ環境を守ると言うことの深み、実際のことを識ることになる。

ただその場での高揚感や楽しさだけで終わる活動だったなら、本当には環境も地球も守られることにはならないのじゃないかな、、と。

 

あと、願うのは、地味に行われてきた自然への調査活動の結果内容が、本当の意味で活かされてくる日が来て欲しいことですね。

 

また色々書いちゃった。そろそろ通常更新仕様に戻しましょう。