もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

思う事色々・・・。

農業の実際はどうなのかについて掲載されているAGRIFACTと言うところで、間宮さんという方が有機農業の正しい姿を伝え、慣行農業との分断する動きに真摯な文章で向き合っている連載は、度々紹介させていただきました。

全部が賛同では無いけれど、誠実な文章には敬意を覚えます。

最近の連載で。

agrifact.jp

レッテル貼り、の部分、良くわかるのです。

ちょっと文意からは少し外れてしまうかも。

私が元いた場所も、やはり同じような流れがあって、今までとは違う動き、考え方、そして自分が役に立っていると感じられた喜びとか、社会を変える事への高揚感は確かにあったのでした。貴重な経験(だけど酔っているわけでも無く)。

*ただ、「誰かの役に立ちたい」は受け手側がそう望んでいなければ押しつけになってしまう。ともすれば邪念になってしまうのか、と或る書き込み見て考え込んだりしました

そして今でも、離れてしまったけれど大元の方々は嫌いでは無いです。そしてあまり表立って言ったりしていないけれど今でも尊敬している。

農や食部門では無くて、自然観察で、且つ市民運動も兼ねていた場所ですが、当時同じ観察会関係や研究に近い一部の所からは揶揄はされてきてもいたかな。

そしてその場所にいることでの雰囲気や空気感の方は大きかったとは言えるかも。間宮さんが書かれているような面も無くは無かった。

ただ、決して感情論でながされたばかりでも無いし、トンデモでも無いよ。

そして今の私がここまで来たのはここ無くしてはあり得なかったので、そこは正当に評価したいと思うのです。

分断が起こってしまったし、離れることになったし、植物分野で権威のある所とも記録のあり方(標本の是が非)で対立も起こったらしいので、お世話になったことがある植物関係の方も、好意的には見ていなかったのは分かり、しばし、長らく、自分の出自(と言っても仕事じゃ無いんだけど)を語るのは出来ず、まるで隠れキリシタンのような心境だったと今思えば言える。

とはいえ、その部分は否定はできないし、やはり自然を見ていく大きな力になったことは間違いないです。

勿論100%ではないと思うし、違う見解はそれはそれで尊いし、色々見た上での結論。

 

今、ワクチン忌避をされている自然派、を見る目が私も冷ややかになってしまい、またやはり冷ややかに見る方がレッテル貼ったりされているのを見て、当時いた場所もそんな感じで見られていた事もあったよな~、と思ってちょっと切ない。

例えば、「自然派」な方のイベントで川辺を仮装して音楽かけて練り歩く動画を見て一瞬「何だかなぁ~」になったけれど、思い起こせば音楽もかけなかったし薔薇の花びらも蒔かなかったけれど、以前いた場所もちょっと似たようなことしていた(笑)。やっている方は楽しいんですよね。当時はSNSに公開なんてしていなかったけれど。

自然観察に加えて様々なイベントもしていたし、色々な方々が関わったからね。

ただ、あの当時もしいた場所が違っていたら、とも思う。

幸いなことに非科学には流されずにいれたんだなとも思ったりもします。そういう場では無かった。

それに当時今ほどの似非科学や反医療の主張は無かった。

 

さて、

別の流れの方で、やっぱり「あっちにいってしまったか」はあるあるで、そうレッテル貼るのはやはり暴力的なのかも知れないけれど、「なんであんな変なのを信じちゃうんだろう」というのは感じますね。SNSでその手の記事ばかりのシェアがあったりすると「毒された」と感じずにはいられない。

ただ、、そのことばかりをあげつらったり揶揄ばかりするのは非建設的であるし、過度になると逆に説得力は無くなる気もします。

ネットがあると書きたくなる気持ちは分かる。恐らくやりきれないんだろうね。

私も不理解な先生に悩まされた小学校保護者時代がそうだったので。

勿論、「菌ちゃん」こと吉田俊道氏のとんでもない主張やオーガニック主張の理由の一つには、身近にある者の身としては看過しがたいものがあるので、怒れるときはしっかり怒りを表明はしたいですが、それ以外では、むしろ進みたい方向の方への書き込みとかの方を進めた方が良いかな、と思っています。その方がきっと建設的。

 

色々とりとめの無いことを書いてしまいました。