4月16日。
観察会参加では11月以来、個人で訪れたのは雨の3月下旬以来、の、春爛漫の頃の海上の森へ、やはり4層マスクしながら、愛知環状鉄道に乗って出かけていきました。
電車の窓から近づいてくる山並み眺め、所々にもうフジが咲いているのを見て驚きました。カスミザクラは??
近所のフジ、この前見たときはまだこれからだったのに、、これは帰ってから確認しないといけないなぁ(その後確認済み)。
山口駅に到着、程なく森にも入って歩いていると、前方にお馴染みの方の姿が。色々道沿いの植物を見ながら話して歩きます。
このスミレが咲く頃になると、スミレももう終盤。早いなぁ・・・。
そうこしていると向こう側からGさん始めとした観察会の方々がやって来る・・・。
今回コースは湿地を廻るとのことです。
海上の森の新緑は、コナラやアベマキなどのそれも美しいけれど、こちらのグリーンも何とも言えない美しさなんです。エメラルドに近い感じかな。
そう、フモトミズナラ(旧モンゴリナラ)の新緑。今年も出会えて良かった。
どうしても、旧名の方がなじみ深いけれどね。
昔の観察会でこの新緑の美しさや、絵の具や色鉛筆では出せないなど話題になったし、観察会プロローグで良く紹介された樹でした。
すっかり葉が展開したウリカエデ。もう花の時期は終わってしまったみたい。
どうにか、咲き残っていました。カスミザクラ。この春の出だしは遅かったのに、途中から一気にスピードアップした感じかなぁ・・・。
森の外に一旦出た、民家そばの草地で色々観察します。
オーソドックスな普遍種のスミレも大好きです!!
そして、、
こちらは民家脇の池のそばにあったので植え込みだと想いますが、海上の森の中にもどうやらあるらしい;例のキクザキリュウキンカまたはヒメリュウキンカですよ。つい最近教えて貰った外来植物。森にはあって欲しくないのですが。
ヒメブタナとブタナが混在している場所もありました。こちらはブタナの方で、ロゼット(根生葉)に毛があるのが特徴とのこと。
花も枝分かれして咲いて、大きいので良くわかる。
ヒメブタナのロゼットには毛がない、とのこと。
最近ヒメブタナの方が勢力増して、ブタナが追いやられているようです。共に外来種だけれど。
*近所のU町も圧倒的にヒメブタナが優勢ですが、最近駅周辺でブタナを見ます。
ヒメブタナとマツバウンランの饗宴。
一旦分かると気になってしょうが無い、とはこのこと。
本体が出る前はカラスノエンドウくらいの大きさの葉だよ、と、根生葉についてSさん(確かあいち植物の会にも入って見えるベテランの女性)に教えて頂きました。
そのSさんから、「これ、何か分かる??」と。
あの花穂の姿からは想像が付かないですが、マメグンバイナズナだそうです。
近所の道路沿いの奴らもこんな姿なのかな、今は。確かめてみよう。
ということで、再び森に入ります。
続きます。