私の中でサクラを「観る」のはソメイヨシノではないですね。
一般の好むサクラ=ソメイヨシノ、嫌いではないですが、かといって情熱を持って観る存在でもないのです。
魅入ってしまうのはヤマザクラ。
華やかに見えるソメイヨシノですが、ピンクの花ばかりで単調な、そして俗っぽい感じがしてしまうのです。誕生も江戸時代なのですよね。
人によっては地味、と言われますが(地味なのかな?)、かつてからの日本画の題材や着物の柄にも登場して、赤い新葉との組み合わせに優美ながら渋さも兼ねたヤマザクラはじめ、自然のサクラに魅力を感じるのです。
*ヤマザクラも植えられたりはするようです・・・。
そんなヤマザクラが現れましたよ。O池で。
まずはこの1本。
満開ですね。今がピーク。
そんなO池でも見つけた、これもゴヨウアケビなのだろうか?悩む個体です。
サルトリイバラも花。
そしてO池2本目のヤマザクラ。
内職が控えているので、或る程度時間を切り上げなければいけませんが、本当はもっと長くいたかったなぁ・・・。
最初の1本目は葉っぱの比率が多いですが、こちらは花の方が多めかな。
去年は1本目よりも遅くに咲いたのですが、今年は同時期の開花具合ですね。
M池に来たら、もうシロツメクサが。大抵通常開花(時に道路の路肩で驚異的に早く咲くものもありますが)は4月からなのですが。
春の生きものの出会いのうれしさの中、こういった光景を見るとがっかりしてしまう。
画像良く見ると柱頭のようなものが見える。完全に咲いていますね、イスノキ。
数少ないカマツカにも蕾が。
落葉樹の紅葉は秋ですが、クスノキの紅葉と落葉は今から。この赤の色合いも綺麗だな~と思います。そんな良さを分かる人が増えると良いなぁ・・・。
大きい方のS池近くで、、あれ、、この樹も?
ズームでアップ。やはりこの樹もヤマザクラだったのですね。
ヤマザクラ三昧のご近所めぐりとなりました。
本当に素敵!でも次の週は終わってしまうのだろうか??
続きます。