2月27日のご近所めぐりの様子です。
(翌日に廻る予定でしたが、急遽所用があり、その都合上今日廻っておくことに。)
あれから、、廻るのが辛いような気持ちになってしまいましたが、
まだ大きな樹を残しておく形になっただけ、幸いかも知れません。でも林の連続性が切れた感じで、池の水が戻ったとき、やって来るカモ的には安心できないかも知れない・・・。適宜な草地はもともとあったと思うのでイシガメ的にも元々良かった場所です(とはいえここは既にミシシッピアカミミガメ増殖地)。
人によっては「見通しが良くなった、見晴らしが良くなった!」と思うかも知れませんね(そちらの方が多いかも)。
ヒサカキの開花は更に進み、雄花の株より遅めの雌株も咲いているのを見ました。
先ほどの画像から整地された側に来ました。
池の岸辺側までならさなくても良かったのでは、と素人目からは思えてしまいます。
出来れば残った木々が復活し、周りの裸地も新たな芽が出て復活してくれることを願うのみですが。
普段なら今が見頃の頃のウメの樹ですが、既に大方散ってしまいました。
近所に普通にあるヤブツバキ。でも小学校でのクラブでの子ども達、スケッチするとき「バラの花」なんて言っていました!黒板にも名前書いたのにね!しかし、外国でもヤブツバキのことを「日本の薔薇」と称したようで、あながちこの表現は間違いでもないかも。後期クラブ活動の記事も書きますね。予定よりも早く書くことになってしまいました・・・。
トウカイタンポポ(ニホンタンポポ)咲き出しました。除草剤をかけられてしまい、大方駄目になってしまいましたが、かけられなかった池の土手の内側奥で辛うじて生き残っています。
この日は畑地にもいってみました。この辺り、スズメの群れがいます。人家周りはあまりいないんですよね。繁殖の頃はもう少し人家にも来るとは思いますが。
デジカメ撮ろうとする私に、皆この表情。驚かせてゴメンナサイ;
やはり今年の春は早いのでしょうね・・・。
*近所始め、市内のため池は、市の管轄でもありますが、実は民有地もあり、所有者さんが見えるため、環境保全の難しさは言われているところです。
あの動植物公園にある池も所有者がいると聞いたことがあります。
それから、農地ですが、農作業していた方が高齢化、子ども世代は外に働くようになって(農作業をしたくない=結構忙しくて手間もかかる仕事であると思います、お嫁さんも外に働きに出る=家族間の干渉から逃れる)、未使用、未管理となるためその扱いに困ってくると言った事態にいまなっているものと思います。
このことは、以前農家の方から聞いたこともあり、今回まとめた冊子にもその言葉を収録しています。
それは、単に管理できない、というだけではなく、固定資産税を払い続ける、という部分にもかかってくるのでしょう。
しかし、このことはやがてメガソーラー地になったりするなど環境面で負荷を与える使われ方にも繋がりやすいですし、ゆくゆくは自給率の低下になってしまうことにも繋がりますね。
豊橋市内でのある企業では、ある部署で、農作業の人手不足などに悩む土地の持ち主さんと、農作業をしてみたい土地を持たない人とをマッチングして繋げる働きを行っている所があります。
近年、従来の家族で取り組む農業が維持しにくくなっている今、こうした取り組み、もっと増えて欲しい。
そして、林業管理面では最近環境保全の目的も含めての取り組み(管理した上で、階下の天然樹木を復活、やがて天然更新するなど)が行われるようになっていますが、農業でも、自然の樹木などと共生した農作業のあり方を考えて取り組む仕組みが出来てくると「生物多様性」にもSDGsにも身の入ったものに近づくのではないかと思うのですが。
(これ、ワークショップで言えなかったことが悔やまれる;パブリックコメントの時書けると良いな;)
今の状況では、
近所で同じ出来事がこれからも起こるのかも知れません。
今回の件で、今加入している指導員のメーリングリストでも色々上記のようなコメントを頂くことができました。これが話せる場というのは貴重ですね。