もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

4月2日まなざし自然観察会報告

4月2日はまなざし自然観察会でした。

3月27日から出ずっぱりで、1日は流石にお休みを、、と思いましたがやっぱり下見は行ってこようと・・・。

行ってきて正解でした。

コロナ禍から復活したらしい。

そこそこ人で賑わっていました。当日は人が少なめな(それでも平時よりかは多め)豊川沿いを中心にしようと思いました。

果たして当日はどうなる?

今年も既に花は終わってしまっていたコブシ。実はあるから咲いているんだよね。でも未だ巡り会えていないここ豊橋公園では。

2日の観察会当日は、

お世話になっているWさんと、知り合いの方お二人の参加となりました。

テーマは「花一杯の豊橋公園」。

キュウリグサなど歩く度に様々な草花があるのでそれを見て立ち止まり、ゆっくりペースで行きます。

戦争遺跡の「灰捨て場」にキランソウが!!

春、地味ながらも紫の花が渋くて、私の好きな花の一つですね!

シソ科の仲間だというと驚かれていました。

多分ユキバタツバキ。お隣のヤブツバキと見比べです。

ツバキを題材に、日本列島では日本海側と太平洋側とで植生が異なることなども話したりしています。地域によってそこで見られる樹木の構成が違うことはかつての観察会や岐阜の小野木先生の話などで何度も聞いている私ですが、周りは知らないという方がまだ多数派ですね。

アオキの樹に雄株と雌株があって、花の作りもそれぞれ微妙に違うことも比べて知ってもらうことができました。

タチツボスミレも咲いていました。市街地で見られるなんてなかなかですね。

3月の時までは冬芽でいたオニグルミも葉を展開させ始めた!

今回見てもらいたかったのが、このタブノキの花!地味に見えますが一個一個の花を良く見ると本当に可愛い!!香りを嗅いだWさんが「控えめなお香の香り」と表していました。成る程~。

この春もシャクが無事に咲きました。

今回活躍した本は、この2冊。

この4月もトウカイタンポポが公園内で沢山咲いたので、在来のタンポポが残る場所について等の説明を。

そして、今回は大人のみの参加でしたが「やまざくらとえなが」を読みました。

豊橋公園にも現在健在な鳥です。環境の影響を他のカラ類の仲間に比べて受けやすい鳥かもしれません(実際近所ではいなくなって13年、名古屋の東山や平和公園ではゴミの影響で増えたカラスに脅かされているそうです)。

アリーナ計画が実施されたら・・・・・。

本を読み終えたら、何と本物のエナガがやってきたのでした!!

公園内に戻って、

マンサクは花が終わってやはり葉っぱが出てきた。

当日はちょっと遠目からでしたがカラタチの花も見て、

これはケヤキの花なんですよ~。

この時期はつい、「サクラ」に目が行きますが、サクラでは無い花々も沢山見られる頃です。是非目を向けてみましょう。

参加されたお二人の方に感謝。

今回もありがとうございました。

 

さて、その後再び豊川沿いに来てお昼のパンを食べる・・・。

2日の日は、コスプレの撮影大会がここで行われていたようで、何人かのコスプレイヤーさん達が来ていて、あちこっちで撮影をされていました。

その傍らではテングチョウが。離れた場所からズームで撮影。


次回は金色島まで歩いてみる企画です!よろしければ御参加ください!!

*帰りに駅前で新しく再オープンした凡々豆さんに寄りました。店主ご夫妻さんお元気そうです。スタンド形式の珈琲店。ご夫妻は本当に良い方だなぁ、と思いました。

*そして近所の最寄り駅に着いて、気になっているオオフサモのある水路を再度確認に行ってきてから家に着きました。