もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

3月5日のまなざし自然観察会報告

*画像は当日以外の日に撮った物を含みます。晴天の画像はそれになります(笑)。

3月5日のまなざし自然観察会、参加者はリピーターのMさん、そしてIさんのお二人でした。

最初にMさんが見えられ、住んでいる地域での自然環境の現状についての話題などになりました。

今年はオガタマノキの花数は少ないみたいです・・・。

さて、2月の観察会の時はシナマンサクが見頃でしたが、

道を挟んだ向かい側のマンサクが咲き出していました!

一応、「在来」ということですが、園芸品種ではオレンジ色のものもあるらしく、このマンサクもオレンジっぽいのでどうなのかな???

今年は、この枝の花のその後の様子を追跡調査することに決めました!花芽はいつ頃から出来はじめるのか、確かめたい!!

香りはかすかにしましたね。

ここでお仕事後から駆けつけてきてくれたIさんと合流。

2023年2月20日には、まだ綺麗な状態だったシナマンサクは??

花は流石に終わりを迎えていました。それでも香りはしましたね。

マンサクの葉は左右非対称の形、と話して「そうなんだ~」と参加のお二人は感心されていましたが、Iさんがシナマンサクに残っている葉を見て、日の光が当たりやすいようかな、と話され、「言われてみれば」と目から鱗

(対生に見えますが葉の付き方は互生です。)

参加者さんから教えられることが結構ありますね。

この日はヒレンジャクの群れを見ることもできたのでした。

曇っていたこともあって、上手くは撮れなかった;

また、ビンズイたちが近い距離で動き回っているのも見ることができました。

ヤマネコノメソウも咲いています。

豊川沿いに出て、お濠跡の石垣の場所へも行ってみました。

途中でカゴノキを見ながら。

ヤブツバキの花数は増えていて、落花も沢山見られるようになりました。

この石垣保全のため、樹は伐られるのだろうか、、そんな話も上がっているみたいです。

カゴノキやタブノキ、花が咲き出したヒメウズを見ながら、東三河には普通でも、尾張ではあまり多くは見られないことなどの話をしたり、山地に多く見られる植物が、ここにも残っていることなどの話をしてみると印象的だったようです。

ヒサカキの香りも漂う中、豊城中学横の道を上がっていくと、

ヤブツバキの花が一杯咲いていますね~♪、と。

あ、あれれ、え、ちょっと待って、花の様子が違う。

(注:この画像は翌日市役所用事の後撮りに行ったものです。)

左お隣は、ヤブツバキだ。こちらも花数多い。

なんと、右の樹は、ユキバタツバキですね!!

雄しべが根元の所まで離れているのが特徴です。

三の丸会館裏にもあり、ここに来る前に見てみたのですが、通行止めになっていたり花が今一つ分かりにくい位置だったのですが、こちらのは非常に見やすい位置です。

左隣のヤブツバキ。雄しべが根元はくっついているのがおわかりでしょうか?

ユキバタツバキは、太平洋側のヤブツバキ日本海側のユキツバキの中間型でとなります。ユキツバキは雄しべ全体黄色なのだそうですよ。

まだ私はユキツバキの花を見ていないのです。見たいなぁ~~~。

豊城中学横にもユキバタツバキがあったことは今回の発見でした(多分この辺の植物に詳しいTさんなら既に知っていることでしょう)。

観察会途中から小雨が降り出し、市役所側門前に戻って解散の頃は本降りとなりました。

今回は先回あまり見れなかった冬芽の観察も出来ました。

参加のお二人方、ありがとうございました!

また来月もみなさん、宜しくお願いします。