もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

2月5日のまなざし自然観察会の報告(ブログ版)。 その2

2月5日当日!!

参加者は8名!!元気いっぱいなお子さん3人がいるファミリーの方参加があって、とってもワイルドな観察会となったのでした~!!

最初シラカシのドングリの所でドングリ拾い。食べれるのかな?と言う話しになり、あく抜きがいることも話しましたが、何と実際に中身を食べてみることに。うん、なんかナッツそのものだね、だけど後から渋い味がしてきましたよ。

1月の時にクイズにしたクスノキの実は野菜の何の仲間?というのも出して見た後、これも味見に・・・。味は、、アボカドのようにはいかなかったですね。気になる方はお試しを(直ぐにぺっ、と出してくださいね、毒じゃなけど)。

ヤブツバキの華の仕組みも見た後、工事が終わったので石垣の所から吉田城鉄櫓まで。

タブノキの大木の立派さに皆歓声。でもちょっと弱っているのが気になります。この後巨木・名木指定のイスノキも見て、武具所跡の見晴らしに出てみました。

マガモカルガモキンクロハジロがいました。

さあ、カモを見終わるやいなや、元気いっぱいの兄弟は石垣の石段をあっという間に降りていって下へ。

そして石垣を登ったりしてワイルドに活躍!!

鉄櫓のとは別のもう1箇所の野面積の石垣のあるお堀跡へ。

こうした場所は探検気分が味わえるので喜んでいましたね。

拾った木の枝にはキイロテントウが隠れていました!!

ウメノキゴケも観察。コケと呼ぶけど地衣類で、菌と藻類が共生した姿。

カゴノキの鹿の子模様を見たり、ここでもタブノキを見たりしました。

タブノキはここの地域の主要な樹なのでどうか覚えて友達になって欲しいです。

下見の時とは大分コースも見る物も違っちゃった、、、。でも臨機応変な対応は大事だよね。

私の場合、下見して心つもりすることで、逆に当日の臨機応変にも対応しやすいという感じかな。何が何でも下見通りにせねば、とは思っていないです。子どもさん参加の場合は尚更ね。

でも、ここだけは見せておきたい。

オニグルミの冬芽。

一旦木が枯れてしまい、もう死んでしまったのかな、と思っていたのですがひこばえが下の方から出てきて、そして冬芽の様子が目の届く丁度良い位置で見られることに下見で気が付いていたのでした。

そこでなんとMさんが参加合流。去年の5月に見えていた方でした!

Iさんファミリーは、去年9月にお母さんと娘さんと真ん中のお兄ちゃんが来ていましたし、今回皆さんリピーターですね。

モミジバスズカケノキの実も拾ったりして楽しい時間。

ここで金色島が見える広場に移動。

足下にタンポポやギシギシのロゼットが生えている中、寝っ転がってロゼットの気持ちになって貰ったり(笑)。

そして久々の絵本も。

この日観察会で活躍した本達です。

「冬芽ハンドブック」広沢毅解説 林将之写真 文一総合出版(2010年)

「ふゆの ぺたんこぐさ」(ちいさなかがくのとも 通巻215号) くさはら かなさく 福音館書店(2020年)

Wさんのおやつの差し入れもあって、和やかな時間を。

そろそろお昼ですね、

帰りにシナマンサクの花を見ていこうと言うことに。

こんなにシナマンサクの花に感激されるのを見たのは初めてかも。

そして、シナマンサクって良い香りがするんだ、ということに何度も見ていたはずなのに初めてこの日気が付いたのでした。

今回の戦利品!

こちらも!!本当に楽しそう!!

昨日今日とツグミも4~5羽ほど鳴きながら飛びかっていたり、この日もエナガが近くで見られたり、ワイルドながらテーマだった「豊橋公園での冬越しの生き物たち」にも触れることが出来て、とっても楽しかった観察会となりました。

そして何と!!最初の開始前に今回は参加できないけれどと前の参加者母子さんが挨拶に来たり、終了後に1月に一緒に歩いた高校生物部のw君にもバッタリ会ったり、実は「風の自然学校」でどちらも参加・手伝いで来ていたんですね。主催者のTさんにもご挨拶できました。

 

こんな風に楽しく、嬉しい気持ちで近所に帰ってきた私だったのですが、

近所のフィールドの林の一画が伐採されている様子を目の当たりに見てしまって愕然としてしまったのでした。

(その後気落ち、そしてまた嬉しいの繰り返しがあったりしてちょっと大変でした;)

 

私の出来る事って、何だろうな・・・。

今回のような小さな一歩一歩の積み重ねでしか出来ないけれど。

色々考えます。

まなざし自然観察会、続けて行きます。

近所での取り組みも。