思い出話として書いてしまおう・・・。
アニメ共に全網羅はしていない松本漫画ですが、幾つか持っていますよ。
「クィーンエメラスダス」、「キャプテンハーロック」、「帰らざる時の物語」、「ガンフロンティア」、、実家には戦場漫画シリーズとしての「我が青春のアルカディア」に「漂流幹線000」です。実家にあるもの、今度帰省の際には持って帰ってこよう・・・。
松本先生の漫画のジャンルは幾つかあって、お馴染みのSFマンガの他に、少女漫画時代のもの、四畳半シリーズ、戦場漫画などがありますが、青年誌に掲載されていた青年漫画もあったりします、、、つまり、、その、、アダルトな漫画です。
ヤマトや999と言った少年少女のロマンを感じさせる作品のイメージしかない方には見たら衝撃でしょうね;
ハイ、「ガンフロンティア」知っている人にはお馴染みですが、息子の前では決して読めない漫画です。この手では突出している作品でも有り。
多感な頃、そうしたジャンルの存在を知ってショックでした~;;
因みにガンフロンティア、アニメ化もややソフトな感じでされています。
高校生の頃読んだのですが、当時は同じ学校の子から借りたんだと思う・・・。
当時部活ではなくて、学校内の茶道同好会に所属していたのですが、まぁ、旧ブログでも書いていますが真面目な稽古もしていたけれど、和室でプロレスごっこやったりとか漫画の回し読みやったりとかもしていました・・・。
で、ガンフロンティアも皆で読んだ・・・(爆)。
「わ~すごい~;」とか「シスター(注カトリックのミッションスクールだったので職員の先生などには修道士のシスターも見える)が見たら卒倒しちゃうかも~。」などとわいわい皆言っていた。
同じメンバーの友人の一人は「こんなの序の口じゃん」とすましていたかな・・・。
当時は部室は学校の寮内にあって、騒がしいと寮の職員の人が良く怒りに来ていましたね;
今は茶道部というしっかりした部になっているらしく、おそらくは茶道の稽古も本格的なのでは無いかと思います。
*女子校だったのですが、女子校ってね、男子の目がない分、気を使う必要とか取り繕う必要も無かったから結構ざっくばらんだったりしたのでした。
さて、いつも自然の生き物を調べるなどして分かったことがあった時に、つい思い出してしまうのが、「帰らざる時の物語」に収録してある「宇宙戦艦デスシャドー」の一場面なのです。
植物とか虫とか、調べるときは採取したり一時捕まえたりして写真撮ったり図鑑で調べたりしないと分からないことが多いのですが、
そこで、この漫画の中でハーロック達海賊が、異星人に出会う場面があり、何故か皆女性(後のハーロック作品の敵マゾーンに繋がるね)なのでなぜだ、と言うハーロックに対して、部下が「さぁ、2,3人○いて・・・・・・・いやつかまえて聞いてみないと・・・・。」というのがあります。それを思い出してしまう;
部下はつい伏せ字で書いたようなことを言ってしまって謝るけれどハーロックも「お互い男だしょうがない」と言っている。松本作品ムック本で「衝撃の発言」とあります(爆笑)。
はははははは・・・・・・・。
*まぁお察し頂けるかと<伏せ字;
と、話は変わって。
松本先生の往事の漫画は、割りとヤニ臭いというのか、残酷な内容も割とあったっりしましたね。
衝撃だったのが、「クィーンエメラルダス」で海野広が自分の宇宙船の資金を稼ぐために鉱山で働いているのですが、監督の娘(高慢ちき;)に危うく事故に見せかけて命を奪われそうになり、それを助けた監督が自分の娘に下した判断が銃殺刑でした・・・。
驚愕する広に「何も言うな、全ては私の責任だ、責任をとらないなら男として産まれなければ良いのだ」とまで言い切ったのですが、同時に育て方が間違ったとは言え最愛の愛娘を手にかけた悲しみも表現してあって、言葉が無かったことを思い出します。
(*決して残酷表現が私は好きなのではありません。)
あと、作品にはいわゆる昭和な精神があって、今のジェンダーフリーを重んじる向きから見るとちょっと男尊女卑的な物も割とあると思います。
段々お歳を取られたこともあるのかな、後半の作品にはそうした要素は無くなっていって、「漂流幹線000」あたりでは敵サイド以外は「みんな仲良く、、、」という友好的な作風になっていったと思います。
「000」これアニメになると良いのになぁ~、平田静子先生のハチャメチャぶりはもうちょっと放送向けに修正は要るけれど。
それから北枕教授の秘書の霊野さんが割とお気に入りです。ハーロックのミーメ的な存在。
因みに、「プレステ銀河鉄道999」では平田先生も登場して、「宝田緑」となって下宿に潜入したエメラルダスとお酒「悪酔」を一緒に飲む場面なんかもあるようで、良き、です。
書くと止まらなくなりますね~~、この辺で。
(*先生の追悼とは関係無しに「ハーロック」で登場する地球の首相についてはいづれ書くつもりでいます。)