もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

青春と共にあった松本作品

2月のまなざしのことや、今日の市役所後の豊橋公園については後ほど書きます。

今日は、下の記事の様に、アリーナ関連の用事で市役所に行き、その後は1時間ほど豊橋公園を歩いていました。

春の兆しが始まっている公園の中でふと手にしたスマホにニュースがあるのが分かり、、見たらこんなニュースだったなんて・・・。

 

旧ブログから時折書いてきていた、大好きなアニメなどの原作漫画家、松本霊士先生が2月13日にお亡くなりになっていたというニュースでした。

85歳。

年齢が年齢なので不思議では無いですが、もう5年は生きていて欲しかった。

後半の活動はあまり内容的には良いものとは言えず、絵も画力が落ちてしまうなど残念な面がありましたが、仕事に関しては事情があったかも知れず何とも言えません。

 

以前から時折作品投げっぱなしとか、是が非な面もありましたが、

それでも、往事の作品の数々は夢中で観ていたものですし、私の人生の中に大きな位置を占めていたのは間違いないです。

何と言ってもお気に入りの作品や漫画は何度も見たくなる。

 

小学校から中学~高校~そしてしばらくして大人になって再びリバイバルで。

最初に知ったのが「惑星ロボダンガードA」で次くらいにヤマト、そして「銀河鉄道999」「キャプテンハーロック」などなど、いろんな作品に巡り会ってきました。

往事の原作マンガやアニメに流れていた骨太な精神、己の信念を貫くスピリットが大好きでした。

これまでの歩みの中で、何かの決断をするとき、常に松本作品の「信念」について思い巡らせて来ていました。完全無欠にはなれないけれどね。

逆境の中、へこたれずに歯を食いしばって頑張る(時にはそれをしすぎると良くないですが)、そんな少年の姿に心打たれたし、

大美人なヒロイン達も魅力でした。

私にとって、永遠のヒロイン、それは、メーテルでは無く、エメラルダスです。

人気になり始めた松本美女の顔に傷があるというのはショックだった。

一人厳しい宇宙の中を旅する強さには、自分に無いものへの憧れが有り、皆に恐れられる無法の女海賊だけれど、海野広や、無念さに泣くラメールにちらりと見せる優しさがとてもたまらなく素敵だった。

そして、姿は決して格好良くないけれど内なる格好良さを持つ大山トチローに惚れる辺りも!!

(同じようなヒロイン像として好きなのが、宮崎駿さんの風の谷のナウシカ原作のクシャナ殿下なんです。)

ハーロックに寄り添うミーメ、料理長のますさん、そして漂流幹線000の平田静子先生が次いで好きなヒロインでした。

 

実家の自然、特に高校・短大の周りの森の自然→裏山が実は海上の森で、その後の自然との関わりの原点になるのだけれど、と、トーベ・ヤンソン原作のムーミン宮澤賢治作品、そして、松本先生の作品の一部(全部は網羅していないので)は正に私の青春時代と共にあったのでした。

 

ウクライナのことがあって、戦闘場面があるのでなかなか見れなかったけれど、松本作品をまた見返して先生を偲びたいです。

やはり、最初に見るのは「我が青春のアルカディア」からかな。

この作品は大人になって挫折や敗北感を味わったからこそ分かる良さがあることに気付いた不思議な作品です。

銀河鉄道999」も。劇場版999の台詞の数々は大人になってからその意味が良くわかった。

 

これからも松本作品の数々のキャラクター達と共に!

作品の中にあるスピリットのように、私も私の信念の元にこれからも行こうと思っています。

 

ゴーラム!!(松本作品トカーガ星での乾杯!の意)