松本零士先生の「漂流幹線000」。
999の連載終了後の列車漫画。
実家に置いたままなので今度帰ったときに持って行きたい。
松本先生は、連載の漫画のストーリーを良く「投げっぱなし」にして終わってしまいがちで有名ですが(苦笑)、
この作品は矛盾点もありつつもきちんと完結に持って行っているというレアな?作品です。
登場人物で魅力的なのがね、
やっぱり平田先生なんですよ。
メイビスさんが本当は準主役ヒロインなんだと思うのですが、良く似ながらも性格はまるで逆な平田先生の方が人気が高い。
でも、もしアニメ化あったとしても原作そのままの演出は放送コードに引っかかるので出来ませんネ;
「まちこ先生」よりも大胆なんだから・・・。
いや、性格的に気っぷの良い先生がいいんですってば。
あと個人的に最近気になるのが、平田先生は知る人ぞ知るややマイナーなヒロインですが、もっとマイナーで多分気にかける松本ファンもいないんじゃないかな、なんですが、
敵役の北枕教授の助手を務める霊野さんなんです。
北枕を尊敬して立てつつも実はそっと面倒見ている感じもあって、ちょっといいなと思ったりもする。
作戦が上手くいかないとぼやく北枕氏に対して「がっかりしないで、」と言っていたり、時に「先生の代わりに私があいつら(メイビスさん達)の正体を突き止めてやる」とつぶやいたりしています。
北枕なんかのどこがいいのか(まあ敵だし分かりやすい悪だし)、と言われそうですが、まぁ、共に世に恨みを持つものとしての同士なんでしょうね。
最後はどっちも太陽の光を浴びて骸骨になってしまうのだけど(この辺の決着が短絡的でもある;)。
漫画持ち帰ったら、キャラクター描いてみようかしら。今日思い返してこんな感じ、と描いてみたんですけどね。人の絵は下手で;
今日は通信や出来ずにいた絵とかを大分描いてみた(まだ下描き)・・・。シデコブシの共演も描こうと思ったり、手つかずにいる通信番外編もちょっとはペン入れたいな;