もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

話題になっていたので、買ってみました。

「いきもの六法~日本の自然を楽しみ、守るための法律」

中島慶二・益子知樹監修 山と渓谷社いきもの部編 山と渓谷社(2022年)

「母の友5(828号)」福音館書店(2022年5月1日)

 

SNSの一つで、話題になっていたので。

「いきもの六法」では日本の自然の中で採取してはいけないもの、外来種の取り扱いについて、他に自然の中でやってはいけないことなどが、法律の中でどう決められているのかを生き物の事例も交えて書かれているので読んでみたいと思います。

自然観察に参加したり自分でも開催する機会があるので、頭には入れておきたいですね。

採集どこまでいけないのか、も場所によっても、対象の生き物にとっても違ってくるので、それに応じた付き合い方、法律で決められていなくても控えたいことなどがあります。

読むのはまだこれから。

これまでの中で心がけていることとして、

在来の植物で、特定の場所に生育している植物とか生き物は採取はNGと考えています。しかし極普遍種であったり外来種であったりなど、身近な場所で普通にあってちょっとやそっと採取しても滅ぶ心配の無いものは草遊びとかで利用してもいいと思います。

シロツメクサタンポポなど身近な草花でまた外来種(特定外来種で無いもの)ならむしろ採ったり遊んだりしてその相手を知るのは絶好の教材になると思う。

観察会の場所での根こそぎ採取は勿論NG。

 

また、規制がかけられていない公園や里山の樹の葉っぱを一枚ちぎって作りを見たり、臭いを嗅いでみたりする程度なら問題ないと考えていますが(但しこの辺も謙虚な姿勢は忘れず、ちょっとごめんなさい、と言ってからの方がいいね<少し忘れていた)。

花は、、なるべく折らないでかがんで香りを嗅ぐ様にしましょう。

何枚もちぎっちゃったり、大きな枝毎折るのは流石にやめたいです。

 

伊勢神宮では葉っぱ1枚ちぎるのも駄目だそうで、普段それを行っているMさんも気を使っていましたヨ。

観察会の地域や主催サイドでのスタンスによる塩梅も差があるので判別やその時その時の線引きの見極めが要りますね;基本主催者の意向には従うようにしたいです。

(地域によっては神経質なくらいである場所がある一方で、大振りな枝毎折って見せている場所もあったり、様々なんですが;)

 

ネット全般での扱いでは、貴重種はなるべく載せるのは控えています。稀少種とまではいかなくても、採取の対象になりやすいものも載せない様にしています。

あっても公開指定にするとか、盗掘されそうにない大きな樹に限るとか。

→この辺は神経質なくらいかも知れません(笑)。

 

野鳥観察も繁殖期の親鳥が明らかに警戒して近寄って鳴いている場合とか、巣がある場所で粘って撮影したりはしたくないのでしないです。営巣放棄に繋がってしまうため。

稀少であったり、撮影したいと思っている植物等の場所への無用な踏み込みもしないようにしたいものです。生息地の荒廃に繋がるため。

あとは簡単には採取や盗掘の対象になりやすい生き物の情報は、よほど信頼の置ける相手以外には話さないなど。

 

もう1冊「母の友」5月号には特集として「暮らしに役立つ科学のはなし」ああります。近年社会問題にもなっている反医療や似非科学情報やデマの話題をどうやって見分けて、どう普段の生活を送っていくのかについて何人かの方が書かれています。

こちらも後で読みたいですね。

 

SNSでは、別の児童雑誌が反対路線になりかけて危惧されている書き込みも見ました。