もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

若い世代には続いて欲しいよ、だけど。

高齢者な方の割合が、自分の若い頃から多めな分野で、且つ今も高齢化が進む、自然観察界。

一時期はバードウォッチングブームやアウトドアブームで若い人も増えたけれど。

 

さて、なので「若い人が活躍を」とか「若い世代が育って欲しい」という願いが強い訳なのですが、

 

若い世代の方の活躍、今も多数派ではないですがそこそこ見えていたりします。

しかし最近は組織の中で活躍と言うよりは、個人ガイド開催などと言う感じでされている方も見えます。

または、それほどがちがちでない集まりの中など。

 

何というのか、どこにいてもそこがその人(若い)に取って良ければ、それはそれでいいんだけどね。

 

昨日20数年ぶりにお便りくださった方は、若い世代を敢えて「育てよう」とはしないと話していたと思います。全然そうしないのではなく、或る程度というかかなりされていたのだけれど、多分それ以上の事はしなかったと言うことでしょう。

 

SNSでも違う方が、手下にしようとかは思わないと書かれていて、あ、やはりそうか、と納得です。

 

若くても、そうでなくても、その場の年配者とか所謂役員クラスとかに「これこれすべきだ。」「あれをやれ、これをやれ。」と命令されながらこの分野で、増してボランティアでやるのって、続かないですな;

そんなの嫌いなんだもの;強制されて嫌々やるのは違う。

そして、教える側の人のコピー、になるというのもやはり違うと思う。

 

私自身がそんなに凄くない体験からでも感じるのは、この世界、自分自身が興味を持って、自分で色々参加したり調べたりアプローチするくらいでないと長続きしたり、自分のモノ(経験や知識)にはなっていかないということです。

その意味ではこの場所に来てから、関わりも様々な所で持ちながらも一人で考えたり動く事になったのは、その面でプラスになったのかも知れません。

そんな個を大事にしながら、同じく頑張る方と情報共有したり、協力したりしていくのがやはり無理が無いのと、長続きする気がします。

 

だから、、

若い人が来ないのは、私が一人で何でもやっているせいだ、というのは違う。

だって自主的なアプローチは拒んではいないのだから(あんまり我が儘なのは困るけど)。

それに協力参加や申し出もいいですよとメッセージも出していた。

増して私の預かり知らない所で別の人を入れようとして上手くいかなかった「だけ」なのまで私のせいなんかじゃないわ(怒);

(これと諸々あってそこはやめました;)

 

で、

鍵はやっぱり若い世代の人が

「もっと知りたい」「もっと参加したい」

と思えるようになる事、または、

「このままでは良くないから何とかしなくては(無理矢理ではないよ)」

と気付く事、

それで自主的に色々始めているのを足を引っ張ったり邪魔しない、と言うことになると思います。