もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

観に行ってきました。

前にここでも取り上げたかと思いますが、

ムーミンの原作者、トーベ・ヤンソンさんの半生を描いた映画

「TOVE/トーベ」

 

klockworx-v.com

豊橋じゃ上映されないし、かといってまだ名古屋の上映先に行くのはまだためらわれるなぁ(今の状況が続けば可能かも)、と思っていた中、

浜松にあるシネマイーラで上映されることが分かり、今日観に行ってきました!

cinemae-ra.jp

豊橋の人が街に遊びに行くとすると(豊橋中心街も街なんですが)、名古屋よりも浜松という感じかな。

しかし私自身はあまり浜松行かないでいたんだよね;

しかし浜松、豊橋よりも街していますね。

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本映画では、トーベさんが若い頃、芸術やムーミン作品、そして人生や恋愛に向けた情熱的な生き方について描かれています。ムーミンそのものよりはトーベ自身についての作品。

トーベさんのことをあまり知らずに「ムーミン」というキャラクターのなんだか可愛いイメージだけで観ると結構驚くかも知れません。

ムーミン作品も単に可愛い、では語れないんですけどね。

ただ、所々脚色を織り交ぜていますね。

(例えば、映画では、恋人の一人アトス(男性)は既婚者、となっていますが、実際にはお付き合いしていた頃は結婚していなかったそうです。)→当初はやはり既婚者だったみたいです(その後トーベさん外伝読んで)。

私は、トーベ・ヤンソンさん自身について予め本など読んでいたので、大体の内容は知ってはいます。

もう私は年齢も年齢なのでこの先誰かに恋することも多分無いだろうし、増して同性の女性に恋することもないと思いますが、作中でトーベがヴィヴィカに寄せる切ない想いは分かった気がします。

恋愛相手でもあり、トーベの絵と才能について理解と評価をしていた人でもあるのですよね。

人生最大のパートナーとなったトゥーティッキは最後の方に出てきます。

余談ですが、まだトーベさんが存命の頃出た彼女に関しての本では、ヴィヴィカもトゥーティッキも「親友」という表記だったんですが、後の出た書籍でトゥーティッキのことを「パートナー」と表したあたりであれ?となり、最近実際の関係について知って、「あ、そういうことね」となりました。

今では性の多様性について認められているし、私も「そうなんだ」と思う感じですが、トーベさんが生きていた頃は同性愛は犯罪扱いであって実際は隠し通さなければいけなかったんだそうな(その割りにはヴィヴィカは特におおらかだった面も)。

すこし前でもあまり公にはできにくかったのかもしれませんね。

戦時・戦後の中、そして保守的な美術界(所属していた場所が男尊女卑で息が詰まるような世界だったらしく、結局そこを抜けたそうです)、父(そっくりです!)との意見の違いなど、そんな中で自由に自身の求める生き方に忠実であるトーベさんの姿を是非観に行ってみてはいかがでしょうか?

最後にご本人さんの映像がちょっとだけ出てきます!!

*パーティーやダンスする場面がいいな、と思いました。

*本国の予告編では○ットシーン多いので戸惑いましたが;映画全編の中で他場面もあってさほどには感じなかったです。

*お上品とはちょっと言えない(苦笑)場面も;日本人演技だったら;;;

*嵐好きなトーベの様子も出てきますよ~~。

あまり書きすぎないようにしたいので、ここまで。

 

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シネマイーラでは、他の大型シネマでは上映されないような作品の上映も予定されていて、その中で面白そう、と思ったのがこちら。

これ以外では、きのこについての映画も面白そう!

kinoko-movie.com

メジャーではないけれど良質な映画を扱う感じの、良い感じの場所だな、と思いました。

みいえいが いれて、よかったよ。

ぱんかい!

(*注:ムーミン作品に出てくるトフスラン・ビフスランの一文字入れ替えのあべこべ言葉にしてみました~。)