9月3日のまなざし自然観察会の報告です。
画像は下見の時のものもあります。
下見は大切であるし、当日の観察会内容や他のことを考える機会にもなります。
しかし、余裕が無いと出来ないものでもあるのですよね。
しばし工事のため通行止めであった美術館横の道が通れるようになっていました。
この林の奥にはカゴノキもありますよ。
残しておいてくれた方だと思いますが、やはりある程度の木の伐採や上の枝部分の切り落としはありました・・・。ここにもあったカゴノキは無くなっていた・・・。
シラカシのどんぐりも出来つつあります。
ここから見える景色がアリーナできるとなったら変わってしまいます・・・。
さて、3日の観察会の参加者は、このところの常連になって見えるUさん、そして先回の涼む会企画で参加下さったHさんが見えました。
この時のお楽しみは??
イヌビワ。真っ黒になったのが熟した花→実、です。
このイヌビワの実を食べることが出来ました。熟すと甘くて美味しいです。イチジクの小さい感じ。実際イチジクも同じ仲間です。
下見の時見たキノコ。名前なんだろう?→ササクレヒトヨタケ、に似ています。
6月の大雨で壊れた城下橋の修理がいつになるのか、分かりませんでした。
(最近、修理か、付け替え工事に入ったようです。)
さて、今回のテーマは「虫を探してみよう」・・・です。
そのため捕虫網も持ってきたのですが・・・。持ってきた人の捕まえる技術が・・・。
のんんびり公園散策しつつ、セミの抜け殻の話などもしながら豊川沿いまで来ます。
この日はミンミンゼミが鳴いていました。時折豊橋公園にも来るのです。森林があると見られるとのこと。
途中川辺に降りてカニは捕れなかったけれどイシマキガイやヤマトシジミを見て、そしてチゴガニがはさみを振って婚活中の様子を見た後、本を読もうとしたその時、
ハラビロカマキリが登場、しばしそばを離れない(というか人と遊んで貰った感じでした)。
そんな中読んだのは、
「バッタ」(かがくのとも595号)槐真史ぶん 廣野研一え 福音館書店
城下橋が渡れていたら、トノサマバッタが沢山いる沖野まで行けたのでしたが。
さて、画像には出ませんが、この時のハイライトになった、なってしまった虫がいます。
近年愛知県辺りでも広がり始めたアカボシゴマダラ。
https://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/shizen/gairai/search/pdf/animal-55.pdf
なんと在来のゴマダラチョウはこの日は見られず、代わりにこの外来種のチョウが数頭飛んでいるのを見た日となったのでした。
元は愛好家が無思慮に放蝶したのが要因らしいです。特定外来種です。原則移動禁止。
後々の自然生態系に影響を及ぼす行為はしないようにしたいです。
観察会当日に見たキノコ。樹木管理的には懸念材料のようです。
今回も大人のみの参加でしたが、お子さん連れの参加も待っています。
この日は久し振りに野鳥同好会のIさんにも会えて、鳥談義にも話しに花が咲きました。
参加されたお二人の方、ありがとうございました!