もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

12月4日のまなざし自然観察会報告

12月4日のまなざし自然観察会の報告、ブログ詳細版です。

 

この数日前に突如の出来事が起こり、その対応に追われる日々がありました。そのため、下見も出来ず(これをした方が私は当日やりやすいのです)、気持ち的にも落ち着かず、当日はそれが表れてしまったと思います、済みません。

 

この日の参加者は途中参加者も含めて6名でした。

テーマは

豊橋公園を上がったり下がったりしてみてみよう。」

です・・・。

最初市役所出口付近でシラカシのドングリを観察。ここのドングリが1番格好いいよね。その後、まず、豊橋公園を「上がったところ」から見てみようと言うことで、市役所13階までエレベーターで上がって、

窓から見える豊橋公園全景の姿を見てみました。

こんなタペストリーがあるなんて気が付きませんでした。

アリーナが出来てしまったら「ここちよい景観」でなくなってしまう恐れがありますよ;

豊城中学と沖野と呼ばれる地域を眺めて。

沖野の耕作地の受け継ぎ方について良い方法が無いものかという話題にしばしなりました。

上から眺めた後、今度は下がって下から眺める番ですよ!

お堀跡を降りてみます。

以前いたところでの観察会開催でも時折来ていましたが、普段はなかなか行かない場所ですね。

画像で見ると余り伝わってきませんが、降りるとまるで深い森のような場所が展開されるのです。

この景色に参加者のUさんが気に入ったようで「ここでピクニックしたい!」と話していました。

振り返ったところ。

一番古い城の石垣(野面積み)と吉田城隅櫓。

途中参加のMさんが見え、再度お堀跡を見ることに。以前はもっと深くて水路だったのですよね。

こちらもお馴染みの急な石段。高齢の方が参加だったりすると降りるのはちょっと「大変なところ。

こんなに急なのには理由があって、罪人処罰のためだったとか!?

石垣の合間に咲くノコンギクです。葉っぱの模様はハモグリバエ幼虫が食べた跡。

この後もう1箇所の野面積み石垣の所へ。

ヤブミョウガ。9月観察会の時の下見に行ったときに出会っていることをUさんが覚えていました。

画像右の石垣がそうです。

豊川沿いの場所。この頃、実は辺りは、大雨の災害時には家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸浸食)に当たることが令和3年に愛知県から公表されていたということが判明して新聞にも出ていた時でした。

画像左奥はアリーナ建設予定に近い場所です。

この場所をいたずらに開発などしないでこの状態で、大雨の時は近づかないというのが賢明なのではないかな?

公園内側に戻って。

11月の頃にも見たアカガシのどんぐりとその葉っぱ、そして参加者のAさんがツクバネガシのどんぐり発見(お見事!)そしてその葉っぱ。比べて違いを見てみましたよ。

上がツクバネガシ、下がアカガシです。

ヒイラギの花が。でもちょっと終盤に近いかな。花の数は普通くらいかな。

老木で葉が丸くなっていることなどに皆さん驚いていました。

11月にも公表だったイヌマキの実。Iさんのお孫さん達が沢山ゲット。そしてわたしにくれましたヨ。ありがとう。午後のおやつにぴったりでした。緑の所は毒があるので食べられません。赤い部分を食べます。今回も美味しかった。

Mさん作のアリーナに関する歌を聴いたり、署名のことなどの話題になって観察会は終了となりました。

何と、終了後、以前お世話になったMさんご夫妻と出会うことが出来ました。ご署名も頂き感謝です。

その後持ってきたパンでベンチでお昼ご飯、そして公園で署名集めにチャレンジ。

反応は様々でしたが、この日は色々説明しながらこの問題について話すことが出来たのは良かったことですね。

もうナンキンハゼ殆ど散っていました。紅葉・黄葉の時期は早いのか?遅いのか?

そしてこの日もツグミシロハラもいませんでした。シロハラが良そうなお堀跡とか、樹影のある場所を歩いたのですが・・・。

 

午後からは署名集めの拠点として借りている市民館で数時間お当番してきました。

 

今年、個人での観察会開催に様々な方からのご協力や宣伝、御参加頂きありがとうございました。

また来年もやっていきますのでよろしくお願いいたします。