もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

京都府立植物園を訪ねて~出会った植物たち 3

再び園内を廻ります。

頭上を覆うようにあるのはタイサンボクだったと思います。その向こうに見えるテントブースでは苗木の販売がありました。

西洋シャクナゲ園へ。

こんな色合いのシャクナゲが~。

こちらも。

小野木先生の本「飛騨山脈世界の自然遺産」には、ネパールでの巨大なシャクナゲの樹が森の高木層を成していたとあって、国花がそのシャクナゲの一種、ラリグラスだとあります。

写真に乗っていたシャクナゲはこの画像のような花の色で日本のものとは趣が異なりエキゾチックな感じでしたね。

 

でも名前からも察するように西洋シャクナゲなんですよね。

そばにもベンチがあったので、腰掛けてしばしこの雰囲気を眺めて楽しみました。

これも可愛い花ですね~。

メリオデンドロンクシロカルプム エゴノキ科、とあります。

原産地は中国。

エゴノキ科、言われてみればこの吊り下がって咲く感じが似ているかも!

参考までに、こちらは海上の森エゴノキ

 

そうこうしてみているうちに一人のご婦人の方と言葉を交わし、「若い人はもっときちっと整備された植物園が好きでしょうけど、私たちはこの自然っぽいこの感じが良いんですよ。」とおっしゃっていました。

確かに周囲は自然の森が取り囲んでいます。

 

 

全国のヒマラヤスギの親はこの樹なんだね。

この樹は、、もしかして??

久し振りに出会いました。シリブカガシ。大分以前に四万十とんぼ館の敷地内でドングリを付けていた樹に出会って以来です。葉っぱは意外とスダジイの樹に似ている。

この石碑は?

大正時代、当時の天皇即位を記念して植物園がここに創設されたと言うことの記念碑とのことです。

実はかなり歴史のある植物園なんですね。

三井家、とはあの三井株式会社の発祥となった所なのかな?現在神宮外苑などを民間企業売り渡しで再開発されようとしている中の企業の一つですが、このような実績がそこならば、かつての功績に泥を塗ってしまうことになりますね。

続きます。