もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

京都府立植物園を訪ねて~出会った植物たち 8

ここからは、「絶滅危惧種園・中国植物園」にさしかかります。

数を減らしてしまったアマミアセビ保全活動に取り組んでいる様子はテレビでも紹介されていました。

こちらがそのアマミアセビ。もう少し撮影しておけば良かったな~。通常のアセビよりやや花が大振りで優雅な感じなんですよ。だから採取の憂き目に遭ったんですね;

いずれの日にか、活動が実を結んで復活して欲しいですね。

園内には私の大好きな樹、カツラも所々にあったのです。うれしいな~。

センカクアオイ

一見、ムラサキサギゴケにも似ているけれど形がちょっと違う・・・。

へぇ~~、カワセミソウと言うのか。京都にしか無いのね!?

日本産のムベとあまり変わらないような、、強いて言えば葉っぱが細長い感じではあるけれどね。

このモクレンの仲間は何だろう?

コブシモドキ。野生種は絶滅してしまったという!!まだどこかに別個体が生き残っていないかな~?しかしそんな樹から増やされた生き残りがここで見られるのですね。

モドキなんて名付けられるのは可愛そうなくらい大きくて優雅な花ですよ。

こうあるのですが、他の植物との境界が曖昧なのか良くわからない箇所も。

この植物園に来たもう一つの目的が、正真正銘の「モンゴリナラ」があるらしいと知ったからなのでした。

*東海地方にある「モンゴリナラ」と呼ばれた種は別種とされ、現在は「フモトミズナラ」と呼ばれています。どうしても前の名前で呼んじゃいそうなんだけれどね;

しかし、見付けることが結局できませんでした。

今度来るときは事前に職員さんにお尋ねした方が良さそうです。広いし後でも述べるけれど色々沢山あるのですよ、植物種が。

えっ、このヘントウが、アーモンドの樹なの!?てっきりアメリカとか西洋系の樹だとばかり思っていた。

イヌブナは日本固有種よね・・・。

観覧温室の高山植物室にあるケシの仲間ともう一つ私が気に入ったのがこちらなんです!

可愛いけれどどこか渋めの感じ、と言うのがどうやら私は好みらしいです。

オオツクバネソウ。何と日本自生だそうです!貴女はどの森に行けば会えるのかな?

似たお仲間にツクバネソウやクルマバツクバネソウがありますね。

ここまででも十二分に楽しくて気持ちが上がってきていましたが、まだまだあるんですよ~~~。