もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

名前が変わっても、愛着は変わらないよ!モンゴリナラ→フモトミズナラへ。

続き。

前の名前がちょっと続くのでご勘弁を(苦笑)。

2つ前の旧ブログの記事から。プロバイダが閉じる関係で引っ越し作業完了したので心置きなくリンクが貼れます。

urikaede.seesaa.net韓国映画「マラソン」を見ていて、一瞬「モンゴリナラ?」と思われる樹が写ったのでした。また、2019年の色々あったあいちトリエンナーレでの映像展示作品「チャイルドソルジャー」だったかな、では北朝鮮での実情をテーマにしていてやはり舞台は朝鮮半島だったからそこにもそれらしい樹が出てきたんですよね。

その樹は正真正銘のモンゴリナラなのでしょうね。

 

urikaede.seesaa.netこちらはドングリの画像が出てきます。多分家人のコレクションボックスのどこかに眠っているんじゃないかな・・・。

 

さて、「モンゴリナラ」という名称からフモトミズナラになっていった経緯などは以下のサイトで知ることができます。

mikawanoyasou.org

こちらは、この樹の分類のあり方への様々な学説についての記載が詳しく書かれています。また各地での取材もされているのが素晴らしいですね!

ameblo.jp

この記事を書こうと思ったのは、ツィッターでこの樹のことが話題となり、どうやら、モンゴリナラと仮称で呼ばれていたお馴染みの樹は、正式名称がフモトミズナラになり、

2017年に独立種として発表されたということを教えて頂いたからでした。

モンゴリナラの分布は中国東北部、モンゴル、ロシア。

フモトミズナラの分布は本州 ( 東海地方、北関東に隔離分布 )。東海丘陵要素植物の一つ。

ということで、、

正真正銘のモンゴリナラとは別の種という位置づけに決着が付いたことになるので、愛着があったとしても元の名で呼び続けることや、(元・・・・)と記載するのもふさわしいことでは無いのですね。

と、言うことで、

 

これからは「フモトミズナラ」さんって、呼ぶことにします。

Quercus mongolicoides (H.Ohba) Hiroki

こちらが今の学名なのかしら。

 

しかし、樹事態が変化したわけでは無いのだから、樹への愛着自体は変わったわけではありませんね。

そして、最新の見解では、却って希少性が高まったとも言える。

ということでこれからもこの樹に親しみを持って接していく所存です。

 

知りたいのは、どう、向こうのモンゴリナラと違うのか、です。

 

長い間、、子育てが主だった頃は自然観察方面の活動も制約があり、今はコロナ禍などで制約があったりするこの頃。SNSなどで新しい知識の一端を知ることができたのは有り難いな、と思いつつも、一般の私達と専門分野の垣根がもう少し低く、分かりやすいものであるといいな、と思ったりもしています。