もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

もう一つ独り言・・・昔に戻りたいのか、と言えば・・・。

 

最近以前にいたところのことを書くようになったから、良くあるような

「昔は良かった」

「あの頃に戻りたい」

と言うような心境にurikaedeさんはなっているのだろうか、と思う人も見えるかも知れません。

確かに、自然環境は昔の方が良かったと言えるかも。

若かった頃の自分にも、戻れるなら戻りたい(笑)。

そう思わない、と言うなら嘘になるかも知れませんが、

でも、やはり元に戻るとか、あの当時のままで、というのは無いのだと思います。既に活動自体も変わってしまっていますし。

 

ある意味、離れた20年間、今思えばそれはそれで必然だったのかも。

 

離れたのが結局は分断の波だったというのは残念な面でもありますが、そうでなくてもいずれは離れるときが来たのかも知れません。

あのまま、元の所で他を見ないで「盲信」の形でいたら、自分自身としての進步には繋がらなかったと思うのです。

 

離れざるを得ず、そして違う地域での違う自然、違う気質の人の中での、違う文化の中で、戸惑いながらもがきながら、自分で見ていくことになったから分かったこともある。

それまで分からないことがあれば、簡単に訪ねて答えを貰っていたのが、自分で図鑑を調べて見ていかないと行けなくなった所から始めることになったのですから。

全く違うフィールドで自然を自分自身で見ていくこと、それなくしては本当の進歩にならなかったのでは無いかと思います。どこまで進歩したのかは分からないけど・・・。

これまでいた場所で得た経験を足がかりに、そして違うフィールドでそれを元にしながらいかに自分自身での自然観察眼を得ていけるか、

そこに真価が問われていたのかな、と言う気がしています。

まあ、その場所が私の場合どうやら近所だったみたいです。未だ微力ですけど。

 

離れたから、元のいたところの良くない面や必ずしも絶対では無い部分も知りつつも、それでも改めて良かったところ、他では得られなかったこと、そして今でも力になっているところを知ることができたのであるし。

ある意味あの場所(海上の森)は999の世界で言うところの、トレーダー分岐点なのかも知れない。

だから、

 

様々なトレーダー分岐点からフロンティアに向かうすべての人に栄光あれ!と未だやはり旅の途中の私は思うのであった。