もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

外来種との狭間で(ご近所の自然観察)

ということで、ご近所巡り編。5月24日。

*先週から現れたとんぼの数も、池毎などで数えることになりました。

市の生態系ネットワーク懇話会の委員という物にどういうわけか(多分あの冊子を各課に持って行ったからだと思うのだけど)去年からなり、近所の鳥類の種数リストも提出することになっています。なので、取りこぼしがないように(廻った記憶で後でノートに記録となると、抜け落ちる種も出てくると思うので)今年からはバインダーにメモ用紙挟んだ物を持参で歩き回っています。おかげで他の虫や植物の記載も寄り細かになりました(^^;)でもこのことで色々分かりますね。チョウが増えだした頃とか、花の種数なんかも。

そしてこの日もオオキンケイギク特定外来生物)抜き取りしました。

画像中央の在来種のノアザミがいつまでも咲き続けられるためにも。左に写っている黄色い花がオオキンケイギク

許すとこうなっちゃうので・・・。

kyushu.env.go.jp(一番下の絵のようになってしまうのです。)

聞いてみたいのですが、

この前の海上の森自然観察会に参加されていた方が、小牧でも駆除活動をされているそうで、市民グループで行っているそうです。

県内で、市民グループによる外来種駆除活動の話は聞きます、が、東三河方面ではあまり聞かないのです。どんな経緯でこうした活動になっているのかなぁ、と思っています。

尾張・名古屋方面ではこの関心が高いのでしょうね。自然観察の敷居も余り高くない所もある感じがします。各地での観察会開催数も多いですね。(ただ、所によっては主観面も強いのかも。)

対してこちらは、自然史学や生物学的な歴史はあり、そこそこの場もあるのですが、尾張に比べると敷居が高いのかなぁ?そして全般の関心度は低いのかもしれません。

、、、と、勝手に地域ジレンマを感じていますが、どうなのかな?

勿論、こちらでも熱意を持って、かつ肩肘張らない、頑張っているところはあるので応援はしていきたいです。でも多くは無いと感じてもいます・・・。

と色々書いてしまった。こちらでも、以前からのいい所は大事にしつつも、幅広く自然へ関心が持てるような感じになったらいいなぁ、と願っています。

ヒメジャノメがいました。虫などのことはここに来てから調べるようになりました!

目立たないけれどクロガネモチの花が咲いていました。

テイカカズラは花1個だけだとそれほど香りは強くない感じですが、これほど集まっている場所の下に立つと、香りがふわりと漂ってくるのが分かります。

コナラの今年のドングリが出来つつありますよ。茶色い粒みたいな物がそうです。

ヤマハゼかな?と思っていたのですが、この葉の感じからハゼノキですね・・・。

ヤブニッケイが花盛りです。

さて、O池でですが、

去年ここで見つけた外来種のチリアヤメ、株数が増えていた!!

抜いてみたけど、どうなの?根っこでこれ増えるのかな??

そばには可憐な在来種のコナスビ(しかもここのは美人)がいるのに。

続きます。