もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

第6波が来ないで欲しいけれど。

*前に書くと言ったので。

*現市長応援の方にとっては塩記事になるので、単に嫌なら見ない事をお薦めします。

*前にも書きましたが、もしも市関係者で人知れず苦悩・苦闘されている方が見えましたらご免なさい;その方を責める意図は無いです。

 

という前置きを書いておいて、

佐賀市で6人候補者からなる市長選挙があって、その中にコロナは嘘、ワクチン接種やめるなどの主張をした医師だと言う方(不正受給があって業務停止処分を受けている)が見えました。

佐賀市に住んで見える方に寄ればあまりやる気がないから当選はしないのでは、ということでしたが(かといって本気でいても困りますね)、結果最下位不当選となりました。良かったですね。

もしも、このような主張をする方が当選してしまったら、市のコロナ禍の中の政策によって市民がどのような事に遭ってしまうのかは、悲しいことですがこれまで豊橋市に起こった数々の事例が物語っていますので、具体的に書いていきます。

いいですか、実害が起こりますよ;

豊橋市長浅井さんは、陰謀論者までには行っていないことかと思います。

(残念なことに応援している方の中には見えていたり、感染対策軽視な方も見えます。)

しかし、コロナ対策=ここで言うのは感染者を広げない努力や、罹ってしまった方と家族への支援をする意味で、には消極的だったことは疑いもありません。

 

では、豊橋市、コロナ感染第5波までの時に何が起こったかをここでは書いておきます。

 

・保健所の逼迫と対応のひどさ

発熱などの症状が出た人がまず問い合わせする保健所の体制問題についての声がとても多いです。感染した方の家族は濃厚接触者疑いにほぼ100%になるのだけれど、症状でなければ検査しないというのは他市でもそうでしょうか?買い物にも言って良いとまでされています。

実際に罹患した方で、自宅療養対象の方が困ったというケースのお話しも聞きました。

twitter.com豊橋の情報を集められている場所です。ご参考に。

 

自宅療養対象の感染者本人宛に出される配食サービスが、いつのまにか高齢者限定にされたという話もあります。本当なら問題ですね。

検査件数も少なく、岡崎市のそれと比較した方も見えました。

保健所の方でもどうやらとても大変らしく、愛知県に訴えていたり、中日新聞の特集記事で現状が載っていたりもしました。このことに関して豊橋市はなにもしないのでしょうか?

 

コロナウイルスワクチン接種のスケジュールが遅れた、且つ無計画だった。

64歳以下対象の人が接種可能になった時期が1か月くらい他市に比べて遅れたと思います。豊田市で集団接種のおしらせがサイトに現れだしたとき、あれ?豊橋は??となったのでした。

一時期ワクチン不足が言われ始めた夏の初め頃、他自治体では年齢上順に区切ってワクチン接種用のクーポンを順番に時期をずらして送るなどして、接種の際に起こる不公平を無くす方策を採っていました。が、豊橋市、急に全対象年齢宛にクーポンを一気送付という事に。結果、限られた接種枠に予約が殺到してあっという間に受け付け終了という事態に。基礎疾患の方を最初優先、とのことでしたが、実際のシステムでは基礎疾患の人が優先できる仕組みはなかったようで、そうでない人が受けれてしまったという出来事も。

そして、県域での集団接種会場設立の動きに、市長さんは気乗りしなかったという話があり、自民系の衆議院、県会議員の働きかけが知事にあって設立と言うことになったらしい、です(この市長が乗り気でない、という文言はコロナ対策の様々なところで見ています)。

しばらく、ワクチンの予約は枠が解放しても、すぐ受け付け時間後埋まってしまう状況が続き、頼みはキャンセル空きになったのですが、予約サイトを常時チェックして瞬時に取らないと難しい状況でした。ネットを使えない立場の人や、常時チェックできない人にとってはなかなか受けられなかったワクチン接種。夏にデルタによる感染の波が来たときは気が気では入れれない方も多かったと思います。

今は、、ようやく、、接種できた方も増えたようです。

新城市では、キャンセル待ちの人が登録すれば、枠が開いたときはお知らせが来るようになったりと豊橋市よりも遙かに先進的な取組をしていました。

 

・市民へのコロナ対策に関する連絡の悪さ

前にも書きましたが、市のHPでの関連情報は豊橋市は分かりにくい。

他市=特に県内中核都市、そして東三河の近隣市サイトと比べると良くわかりますよ。

ワクチン予約枠の空きのある無し、他市ではほぼリアルタイムで表示があったと思います。

一目で見て分かる他市サイト、探さないと分かりにくい豊橋市

それから、ワクチン未接種で感染した妊婦さんで悲しいことに死産になってしまった例を受けてだと思いますが、愛知県内では妊婦さんのワクチン接種を優先させるという案内やおしらせがあり、各市ともにサイトで案内があったのですが、、豊橋は無くて、市長ツィッターでコメントさせていただいたことがあります。

少ししてワクチン接種案内更新時にアナウンスがありましたが、こんな感じで色々周回遅れ感は否めなかったですね。

市長によるメッセージも、当初は少なかったです。ようやく、動画で伝えるようになってきましたが、豊田市新城市との違いは歴然です。

5万円給付の件で市議会で受け入れられなかった現岡崎市長さんもコロナの件では仕事をしていると思います。

 

・感染のおそれの高いイベント規制の緩さ

元から豊橋ではこの面緩かったのではないかな。

まだ去年の最初の緊急事態宣言下の中ではその緩さはまだ良い緩さでもあったのですが。

今年の深刻な感染状況の中、名古屋の東山動植物公園では週末休園であったり、名古屋・浜松の動物園共に中止しているナイトズー、豊橋では実行で、批判もありました。

映画の大規模ロケも実施。

 

・学校に通う子ども達への対応の悪さ

今年の夏休み明けの頃、強力な変異デルタ株による感染第5波が訪れていて、子ども達をこのまま登校させることへの危機感をもった保護者の方も数々見えました。

近隣市では、対策として時間差登校実施やオンライン授業などに切り替えた所もあります。

豊橋では、市議会からの要望で、どうにか、原則通り登校ではあるも、自主休校した家庭にはオンラインで授業参加が可能、ということになりました(消極的)。

プールの授業の是が非も問われました(しないことに)。

学校内で感染した児童が出た際、クラスの生徒の検査はされないことになってしまっていました。

もう保護者ではないのでこの辺りは見聞きしたことを書くのみしか出来ず、肌身では感じられないでいるので限界はあるかな・・・。

特別支援学校の組合関係の方が豊橋市市営の特別支援学校の現状に驚き呆れたという書き込みもありました。

 

・亡くなった方の人数が中核都市の中では多い

(どう書こうか迷いました。ジャーナリストではないので詳しく書くことにためらいがあったのでした。)

愛知県内の中核都市の中では人口は37万人と少ないのですが、お亡くなりになってしまった方の数は一番多いです。

一宮市が次いで2人少ない数ですが、人口は1万人の開きがあります・・・。

岡崎市豊田市共に人口多いのですが、死者数は豊橋よりも抑えられているのが数字見ると分かります。

数字を具体的に出すのがためらわれるのでおおよそで、

豊橋、一宮は60人台少し、豊田40人台、岡崎市30人台です。知りたい方は市のサイトなどを当たってみてください。

*これ以上亡くなる方が増えませんように。また療養中の方が治癒される日が少しでも早く来ますように。

 

「大好きだった豊橋が大嫌いになった」「移住したい」「豊橋のコロナは市長の人災」とまでSNSで書かれ、選挙期間中の演説される姿の動画と共に「嘘つき市長」とまである記事も見ました(流石に私はそこまではしたくないですが;)。

最初は、数々の市長批判には悲しく思っていた私だったのですよ。

しかし、コロナに関する様々なことを知り、残念ですが見方は変わってしまいました。

選挙で票を入れるとき、オンラインでの討論なども見て、自身で決めたんですよ;誰かに言われたのではなくて。なので私が間違っていました;こう思った方は多いようです。

消極派、でこれですから、佐賀市市長にあんな人がなったら、、と思うと佐賀市の未来が絶望的になったことは想像に難くはないです;佐賀市民はまともでしたね。当選された方は今後の経済対策を第一にするそうですが、まだコロナ危機は収まったわけでは無いと思われるので、そのところも対応していただけると良いです。

 

新城市が、新しい市長さんになりました。

これまでの穂積市長さん、特別な支援を要する子どもへの園関連での支援体制を整えられたり、東日本震災で生じた放射能汚染の恐れがあり、拡散させてしまう懸念があるがれきの広域受け入れに対しても入れない努力をされていたりと、市民目線に立った評価を見聞きしていましたが、コロナ禍の中においても本当に素晴らしい方だったことが良くわかったのでした。違う見方をされる方もいるかも知れませんが。

何しろ市内で罹患者が出る度独自のメッセージをサイトに発信されていましたし、市としての対策も市民側に沿ったものでした。

長年のお仕事お疲れ様でした。次の方がやはりこの流れを受け継いで行かれると良いのかな。

 

大阪の寝屋川の市長さんのコロナ対策も評価が高かったです。豊橋との比較の対象に良くされていました。我が市ももはや最先端になってくれとまでは言えないにしても、今あるところよりは進んで欲しいですね。進歩は遅いながらもありはしましたがまだまだな豊橋だと思います。

 

自治体の長となる方によって、市民の暮らしが本当に大きく左右されてしまうと言うことが良くわかったコロナ禍です。

冬には来ると言われる第6波で、豊橋市同じ事は繰り返して欲しくないですね・・・。

とはいえ、ワクチン接種が進み(3回目も決まった)、飲み薬も承認されたらしいこの頃のコロナ感染対策、流石にこれまでのような脅威は無くなってくるのかな、と思います。しかし、未接種の人が罹って増えるリスクや、接種してもブレイクスルー感染(重症化は抑えられるが)もあり得るため、もう少し気持ちを引き締めて気をつけて行きたいですね。市長が何であれ、ワクチン・感染対策忌避派が何であれ、そこは疎かにしないで行きましょう!