ついこの前まで、とても暑かったのに(その時の気温はまた載せます)、8月12日辺りからの長雨で涼しい日、場所によっては大雨による災害も起こっています。
お盆の夏真っ盛りのこの時に、こんなに雨が降ったのは初めてではないか、との或る方のメール配信にありましたが、
そこで思い出したのは、昔に、同じような夏を経験したことでした。
その年は雨続きな夏で、丁度名古屋の公園の一つで鳥類センサスに参加させていただいていて、終わったとき、世話人のKさんが、
「これじゃあ(雨で鳥も少なかった)稼ぎのし甲斐がないねぇ」とぼやいていたことを覚えています。
夏らしくなくて、雨ばかりで困ったな、と思っていたのでした。
所が!
その翌年の夏は、逆に雨が降らなくて、とうとう実家の尾張や名古屋では一定の時間になると断水にまでなってしまった。
こちらの方が、もっと困った、と思ったことも覚えています。
大雨での災害も近年は顕著なのでそれも困るのですが。
あの頃、「気候危機」についてじわりと実感し始めたのでした。
それからしばし時が経って、このブログでも取り上げた、
高木仁三朗さんの本、「宮澤賢治をめぐる冒険 ~水や光や風のエコロジー」を読んだとき、当時の天候異変について書いてあったのでした。
1993年に異常なまでの「サムサノナツ」を経験したと。
そしてこの冷夏とは打って変わった1994年の日照りのことも。
当時の自分の年齢から計算したら、正にその時期ですね。
その時の心配な気持ちが綴られていたのでした。
今年の盆の長雨で、涼しい夏に一転なったけれど、何となくあのときと似ていないか?そうなったら、、次の年は一転水不足に、ならないよね?
まさか以前経験したその二夏の再来でなければいいが、と思っています。
そうなりませんように(祈)(><;)