「自然が一杯な神岡町」です。
しかし、町中の主な船津地区は、町と山のある場所がくっきり区切られている感じで、町中にいながら自然を味わうと言うことはそんなには無い感じです。
まぁ、境界曖昧だと、クマが普通にいる地域ですから困るかも。
神岡町全域で見れば、山村などきっと自然のある場所の方が圧倒的に多いですね。
近くに登れる山々などもあるみたいですが、一人では色々無理があるし。
とはいえ、町の少し外れた辺りなどで色々見ることはできましたよ。
行きの特急の車窓で見た山並みよりも更に季節は前の様子で、神岡の山並みはまだ芽吹き始めたばかりの感じ。
針葉樹もあるけれど、圧倒的に落葉樹の世界。あのサクラはヤマザクラ?それともカスミザクラかな?あの当たりに行ってみたいけれど(クマは嫌だけど)。
しかし町中のソメイヨシノは既に終わり、すっかり葉桜になっていました。
神岡城や町中のはずれの石垣で出会ったこの植物。アブラナ科なのは分かる。コンロンソウの仲間?それとも?
沢山生えているので植栽では無いことは明らかです。
一株だけ抜き取って神岡祭の特集誌に挟んで豊橋に持ち帰ってきました。もしかしてハタザオの仲間なのかな?でもハタザオと言うと海上の森のように限られた場所に数本、のイメージしか無い。
図鑑で見てみて、それから後日自然史博物館でボランティア中のTさんにも見ていただいて、ハクサンハタザオだと分かりました。初めまして。
ムラサキケマンもありました。
画像だと分かりにくいのですが、ここのムラサキケマンは色味が濃い感じですね。花全体もスマートな感じがします。地域変わると同じ種でも個性が違う。
こちらは豊橋南部の近所のもの。ちょっと違うのよ。
それからここではクサノオウが普通にあちこち見られました。
こんな感じに。それから、
各所でヤマブキが見られる。電車やバスの車窓からでも幾つか見られて、自生で良いみたい。
豊橋南部に住んでいると、ヤマブキなんて園芸種しか見ることが無いんだよ~~。
ついこの前、京都府立植物園の記事で見る機会が無い、と書いたばかり。
一生分のヤマブキを見た感じです(大げさ、これからも見に行きましょう!)。
ここにもセントウソウがあってなんだかお馴染みに会えた嬉しさが。
地域が違うのでマルバアオダモなのか他のアオダモになるのか分からない・・・。
続きます。