そして3月17日。
この時期、気になるのがフサザクラの開花状況。
3月中旬頃が時期のようで、それを過ぎてしまうと既に遅し、という感じになってしまいます。寒の戻りはあったものの、まだこのころは春は今年も早く進んでしまうのでは無いか、と思っていました。
家人もなんと見たいというので、珍しいことですが家人の車で出かけることとなりました。
ここでもアカシデ花盛り!!
海上の森の前からここではアオキのシカの食害が進んでいました。
健全だとこんな風なんですけどね。
樹が高くて、葉っぱがシカの届かないところなので無事みたいです。
さて、不動滝近くのフサザクラは・・・?
ちょっと早かったのか、、、まだ蕾のものが多かったです。
こちらはタムシバ。去年花の良い状態は見れなかったよね。辛うじて遠くにあるものしか。今年はどうかな?
ミツバツツジが咲き始めていました。
タチツボスミレも。
そこで川沿いに降りようとしたら、「キ~~~ッ!!」という声が!!
11月の時も聴いた声、ニホンザルが今回もいた!!しかもモリトピアに割りと近い場所で!!
突如遠くの斜面の樹がバサッと揺れました。私に威嚇したのかな?
斜面の岩肌見たら、3頭いました。
すっかりここに定着なんだろうか?今後が気になります。
距離があるので危険は無かったのですが。
キブシ。県民の森は多いですね。
家人が見付けた糞。「これニホンザルのじゃない?」と。
人のいないとき、遊歩道のこんな場所まで来ているんだな・・・。
さて、フサザクラはと言うと?
ここのは良い状態で咲いていました!!
このコケは何だろう?
一方で終わりかけのものもある・・・。
比較的近くで花が見られる場所まで来てみました。
1番綺麗な丁度見頃な花を見ることができました!!
一見地味ですが、良く見るとこの赤い雄しべの色合いが何とも渋いと感じます。
人によっては「なんか変な花!」と思うかもしれませんね。
でも春早い頃の、花がこれからの時、このちょっと渋めの赤い房状の花を「桜」に見立てたというのは春を待ち望む名付けた人の気持ちが分かるような気がしますよ。
種のグループは全然違って日本では1属1科1種ですが(中国では2種あるそうな)。
確か知ったのは写真図鑑または写真集です。その時その名前と共に印象に残ったのを覚えています。
やがて面の木峠で出会い、しばらくして愛知県民の森で夏の葉の姿を見てここにもあるのだと知り感激。以前県民の森のFacebookで職員さん(今はいないようです)がフサザクラも含めた花の開花状況をお知らせしているのを見て、花を見に行きたいと思うようになり、毎年見に行くようになったのでした。
続きます。