もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

秋の愛知県民の森

10月と11月の後半に、愛知県民の森へ行って来ました。

愛知県内には色々素晴らしいフィールドがありますが、私が好きな場所はやはり前記事の瀬戸市海上の森と、新城市のこの愛知県民の森の2つだと言えます。

共に公共交通機関で通うことが出来る場所。

前者は主に観察会参加で、後者は一人で、または休日の人の多めなときにやはり一人で行くことが多いですね。

共に沢があり、様々な植生が見られて奥が深い森。

まずは、10月29日の様子から。

ケケンポナシの風変わりな実が成っていました。

フウリンダイモンジソウ。

このシダ何かな~?と思っていたのですが、オオバノイノモトソウで良さそう?

(12月の京都府立植物園で同様なシダに名札がそうありました。)

以前は海上の森の物見山山頂付近でもあったはずの、ヒカゲノカズラ。

県民の森では健在です。

ヒカゲノカズラについてTさんに聴いてみたところ、近年減っているとのことです。シカが好んで食べてしまうそうです。

海上の森の場合はシカ問題が愛知でも深刻になりそうな前に見られなくなっている感じが・・・。なんだろう?

日の光が当たってしまってか、分かりにくいですが、ジョウビタキの雄に出会いました。

亀石の滝まで行けるかな~?と途中まで来ましたが、山の方から犬が吠えるような声?が聞こえてきて、人もまばらだったのでこの日引き返したのでした。

アキノキリンソウ

これも海上の森ではすっかり少なくなってしまっていますが、まだこちらは見られました。ここもイノシシ多いのですが。

これは中央のフサザクラの木を撮ったもの。

私的には、早春に咲く花びらの無い花は渋いと思うし、葉っぱの形も好きです。

でも、、「(続)矢作川流域の樹木100選」では「変なところだらけ」と紹介されていました! そうなの?

この樹を知ったのはブナ林についての写真集ではなくて、どうやら学生の頃読んだ富成忠男さんのハンディ図鑑からのようです、からで、後に面の木峠で出会い、憧れの気持もあったのです。それが通える県民の森で見られるので嬉しいですね。

 

棘が互生のイヌザンショウです。香はそんなに悪くないと思うけど。でも、サンショウよりは劣るのは否めないですね。

コバノガマズミの実が赤く色づいていました。

ノコンギクは帰りの三河槙原駅周辺で。

この日もモリトピアの立ち寄り湯に入ったのでした。

続きます。