トレッキングツアーの内容は、後もう1回ほど
→済みません、もう2回続きますね。
沢沿いから一旦離れて、池の見える尾根部分に来ました。池、と言っても普段はこんな感じで引いていて、雨が降ると一旦あふれるように水が入るのだそうです。
大雨の後、上にある木道部分まで水が来て、木道を修復、仮の歩道を整備するなどの作業があったそうです。
以前、五色ヶ原の森木道整備のためのクラウドファンディングがあって、それに協力していますが、あれはその時のかな。
木道に使われている材はクリだそう。腐りにくい特徴があるので、ここには生息していないけど運んで木道に使用したとのことです。
クリは線路の枕木にも使われていますよね。
前の池が澄池、こちらが濁池と呼ばれています。岸辺の背の高い草(もう枯れている)が何なのか気になった(サワギキョウとかかな、と)。あるところではギシギシみたいな感じだったので、ここならばノダイオウなのかも知れないな。確かめるならまた季節を変えて来るべきか(笑)。
愛知の暖地よりも季節は明らかに進んでいる。
「これらは皆殆どがダケカンバです。」と。100年前の鉱山採掘のためシラビソ・オオシラビソ原生林を一斉伐採した後陽樹ダケカンバが生えてきて、元の原生林に戻るのには200~400年かかるでしょう、と。
上の尾根沿いなどに針葉樹が残っているところは、当時そこまで伐採が及ばなかった所だそうで(険しい場所のため)。
何と、こんなに近い場所でサルノオガセが見られた!!地衣類の仲間だそうです。(細かい地衣類の説明後で追記しようと思います。)
最近少なくなったそうです。
こんな風に手に取れるなんて。樹に付着しているのでは無くて、首飾りのようにかかっているだけなんですね。
私は栂池で遠目に見ているくらいでしか見ていなかったのでした。
東三河では、、阿寺の七滝にあるとガイドブックに書いてあったけど、、、果たして本当なのかな(見たことは無い)?
この角張った岩はここの本来の地質でチャート。海から隆起してきたのだったかな。
チャートの説明は石巻山でも聞きましたね。
(地質苦手なのでざっくり記載です;;)
そして右側の苔がある岩がかつての溶岩が固まったものだそうで。
はい、これもシダ。実は私も茹でてマヨネーズで食べたことのあるあの山菜、コゴミ=クサソテツの胞子葉なんだって!ええ~~!!こんな風になるんだね~~。
かつての炭焼き窯の跡だそうです。樹を伐採してそのまま運ぶのでは無くて、炭にしてからの方が運びやすいし具合が良かったのでしょう、と。
かつてのガイドさんのおじいさんの炭焼きの体験談もお聞きすることができました。
段々クライマックスへ!!!