ヒイラギの後ろにあるのはマツの大木。
アイグロマツ(アカマツとクロマツの合いの子)があると聞いていますが、これそうなのかな?
Facebook繋がりの人が、豊橋公園のマツが枯れかかっているのではないかと心配している書き込みがあって、コメント等などで植生遷移のためではとか言われていましたが、他の幼樹が育ちにくい管理されたここではそれはないですね。
マツ自体が最初に荒れ地に生えてくる陽樹であり、本来なら他の樹に取って代わられる宿命なので、大木になるのは選ばれた樹だったりするのではないかな?
この樹もかなり大きい方なので寿命の可能性もあるのかも、と思いますが。
気になる樹の一つ、アカガシを見てみよう。
去年頑張って沢山のドングリを付けたアカガシ、今年も割と多くのどんぐりが成ったようでした。普段あまり沢山はならないんですが、今年も頑張ったんだね。
常緑樹で好きな樹の一つ、ですね。
それに対してツクバネガシの方にはあまりどんぐりは成らなかったようです。
ここのツクバネガシのどんぐりは丸みを帯びていますが、他では卵形のどんぐりが多いです。
余談ですが、愛知県民の森にはツクバネガシが多いと感じますね。
真ん中の石碑は「武具所跡」とありました。そんな場所だったんだね。
もう一つ、お付き合いを経て好きになった常緑樹大木のある場所へ、
真ん中の冬芽は丸く大きめの花芽も含まれているであろう、混芽。もう既に次の春の準備は出来ていて、花の数はこの時点で決まっているのだろうと思います。
この樹は来季も沢山また花が咲くのかな。
修復作業が終わって、立ち入り禁止のロープが取れたらタブノキ大木のそばに行けるのに・・・。今回の画像は行ける範囲まで近づいた様子からです。
この日の豊川には、カンムリカイツブリ、カルガモ、遠くにキンクロハジロでした。
やはり、既に葉だけの芽と花芽も含むものとにはっきり別れていました。
三の丸会館に行く石段上がったら、
沢山のアラカシのどんぐりが~~。
そう、「どんぐりと山猫」(宮澤賢治)の世界を思い出します。賢治さんのいた岩手でなら、どんぐりはミズナラか、またはコナラでしょうね。
どんぐり達が「偉いのは自分だ、いや、私の方が偉いのだ」とわいわいがやがや騒いでいるような?
物欲や虚栄心が無かった一郎君だったから、山猫は「めんどな裁判」を頼んだのでしょうね。
続きます。