第3土曜日は海上の森自然観察会ですが、3か月連続で参加なのと、早起き辛いのと、雨だったので、また今度、と言うことで・・・。
それでもこちらに出かけていきました。
iwasebunko.jp目的は、こちらの企画展を見に。
実は別の日にも出かける予定ですが、午前に家族の用事で外せない件ができ、そちらに行ってから午後向かうのですが、展示をゆっくり見る時間が取れなさそう、と思ったのでした。
西尾市、、豊橋から電車とコミュニティバス乗り継ぎでちょっと遠いです(苦笑)。
それでも、コミュニティバスの窓から、大分昔にオジロビタキという鳥がやって来て鳥仲間の方と見に行った八ツ面山の姿に懐かしくなったり、バス内の市内の会社やお店の宣伝映像が流れたりしていてちょっといいな、と思いました。
到着。西尾市図書館のちょっと奥にあります。
日本の植物学の変遷を、文庫が所蔵する古書などの展示を通して知ることができ、そして西尾市の植物研究者名倉さんという方と、牧野富太郎さんがやりとりした手紙を通して交流や研究の一端を紹介している内容です。
展示はコンパクトな感じでしたが、植物好きな方には面白いと思います。
本草書などの植物図譜はやはり素敵ですね。
幾つかマイクロフィルム複写のものが閲覧できますよ。ただモノクロなのが残念。
手紙は、ぱっと見ただけでは昔の達筆なので解説文読むので精一杯だったかな。
そして、東三河のあの植物の標本が展示!!気になる方は是非足を運んでみてください!
古書の中の絵のレプリカの額絵2点と図録を購入。図録お薦めです。
図録後ろの方に豊橋自然史博物館の学芸員さんのお名前が!今回の企画展に協力されたようです。
図録入手した方は見てみて下さいね!!
さて、常設展も少し見ましたが、収蔵書のレプリカ本や巻物があって自由に閲覧可能です!!
(番号順に戻してくださいとのこと)
これが楽しい~~!!!
古銭についての物や刀剣の本、相撲などもありますが、やっぱり、鳥の図の本が面白くて見入ってしまいました。
こんな時、名古屋の鳥友Tさんが一緒だったら、とても楽しくお喋りしながら見ていたのにな~、と思ってしまいました。今回の展示も興味持たれたと思います。
以前やっぱり日本の博物図の展示が徳川美術館であった時ご一緒しましたし、3月の東山の図書コーナーではグールドさんの野鳥の図画集眺めて話し込んだのでしたね。
抹茶が飲める休憩室もありましたが、閉店間際でオーダーストップでした。残念。
期間は2月12日までです。
*追記
図録で振り返ると、日本の植物学の発展と数々の書それらを通して富太郎さんや植物を学んだり研究する人たちが繋がって、その一端に愛知の三河の植物が見つかり記録されていったという様子が良くわかります!
その植物たち、今も無事なのかな?未来にも生き証人として三河の地に存在し続けて行って欲しいと願っています。
展示のタイトル、何というか粋というか、今風に言えば「エモい」感じですネ。
あの植物、あの島にもある(あった)?
大分以前に三重方面にもあるという記録があって渥美の方々が訪ねにいったけれど見当たらなかったとのことでした。