もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

豊橋のセントラルパーク 豊橋公園12~豊橋公園で出会った鳥と虫たち

鳥・虫と歴史を簡単に、ドングリと実(そうそうこれ入れねば;)そしてまとめでこのシリーズは一区切りの予定です。

 

市役所が隣接し、正に市街地中心地にありながら、自然も残されている豊橋公園には、様々な野鳥たちも見られてきました。

昼下がり、お昼休憩でお弁当を食べる市役所職員さんの姿が見える傍らで、シジュウカラメジロヤマガラコゲラなどが樹上で活動しているのを見ることができます。

*お弁当のおこぼれを狙ってドバトやスズメが来ることもありましたよ、ご注意!

季節毎に現れる野鳥について書きます。

画像は、、撮れたものしかないのでお許しを・・・。

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イカ

山などに見られる鳥、というイメージが強い鳥ですが、豊橋公園では割と普通に見られた鳥でした。

市役所側入り口のすぐそばの樹に群れでいたことも!

最近見ていないような気がしているので、ちょっと気がかりになってはいます。また冬に探しに行こうかな・・・。

 少し似た鳥で、シメがいます。こちらは今も冬の豊橋公園で見ることができます。

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ビンズイ

セキレイの仲間です。冬には地面などに探せばいることがあります。

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ジョウビタキ

公園の案内板に停まった雄。物怖じせず、割とそばでじっくり姿を見ることができました。雄も雌も愛嬌があって可愛い!冬鳥で、春には北国へ子育てしに帰ります。

 

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シロハラ

大型ツグミの仲間。豊橋公園では、この鳥も物怖じはせず、近い距離で見ることができます。この鳥も冬鳥。

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ハクセキレイ

セキレイの仲間。

地面を餌を探しながら歩く様子を見ることができます。かつては冬鳥とされ、春には北国へ渡る鳥でしたが、今は1年中日本にいる様になりました。繁殖も日本で行うように。

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オオバン

豊川沿いには、このほかにキンクロハジロカルガモ、時にカンムリカイツブリも冬には見られます。

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モズ

ウグイスが囀り始め、シジュウカラが営巣のため巣材を集め始めます。

早春にはヤドリギの実を食べにヒレンジャク、運がよいとキレンジャクが来るのを見ることができます。

また、豊橋公園は南から日本に繁殖のために渡ってきた夏鳥たちの中継地の一つでもあり、その頃にはキビタキセンダイムシクイ、メボソムシクイの囀りを聴くことが出来ます。この時期に探鳥会が行われることもあります。但し鳥との出会いは早起きが条件。私は朝が弱いのでこの辺りがネックなんですよね;

 

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キジバト

ひなたぼっこをしていますよ~~。

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アオバト

2016年5月6日撮影。

 時にこんな思いがけない出会いもあったりします。

無理ムリ餌付けや鳴き声のテープなどでおびき寄せるのではなく(本来のフィールドマナーに反します)、自然な出会いを楽しみたいですね。

 

初夏の豊川の芦原には、夏鳥オオヨシキリが渡って来て、賑やかな囀りのコーラスを聴くことが出来ます。

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漁船に寄ってきたカワウ

魚があるのを分かっているんだね;あまり増えて欲しくないというのは勝手な人側の都合ですが・・・。

 

秋も渡りの中継地になっているのかも知れません・・・。

 

20年ほど前には、お堀跡にはアカハラがいたり、トラツグミを見ることができたりしていました。

今年の5月、この頃見られなくなったと思われたエナガが、巣立ち雛のファミリーで飛んでいる様子を見ることができたのも嬉しかったですね。

 

またのんびり双眼鏡を片手に、豊橋公園の鳥見に出かけてみたいです。


次の記事では虫を。