1月29日。
とある用事で市街地に出て所用を済ませた後、立ち寄った豊橋公園です。
このところ、ここでレンジャクを私自身が見てきていないなぁ、とか、イカルは今でもここには来ているのかな?と気になってもいたのでした。
ここしばし、冬はあまり来ていなかったのですよね。
美術館近くで、
見事なグミだぁ。実はまだこれから熟すのでしょうか?
見た当初は、すっかり思いこみで(私の良くない傾向;)、マルバグミだとばかり思っていたのですが、Facebookに載せていたら「ナワシログミのように思います」とのコメントを頂き、
保存してあった2019年11月に撮った画像と比較してみたところ、葉っぱの様子が確かに違う。
そして以前頂いたTさんによる豊橋公園の植物リストも見てみて、マルバグミは載っておらず、ナワシログミのようだと分かりました。
Mさん、ありがとうございます。
ヤドリギが沢山着いている樹の前には、カメラを抱えた人たちがいたので、レンジャク来ているかどうか訪ねてみたところ、今はいないとのことでした。
*レンジャク(ヒレンジャク、キレンジャク)はヤドリギの実を食べに来るのです。
見れないのかな~、と思いながら公園内を歩いて市役所付近まで来たら、なにやら賑やかな鳥の鳴き声が。あまりにここにしては賑やかなので、「もしかして、鳥を呼ぶためのテープか何かが仕掛けられているのか?(これやっては本当はいけないです)」とまで思ったほど。
その中には「キーコキィー」という声も。
中学に近い林の所に廻ってみたら・・・。
何と、この日は結構沢山いて、
林の中を移動していたかと思えば、下に集団で降りてきてなにやら餌をついばむ姿も見られました。
50羽くらいはいたかな。
こんなに多くのイカルを見たのは初めてです。
この鳥は、本来山などに見られる鳥で、他の場所では瀬戸市の海上の森で見ています。
あ、今年の1月、葦毛湿原探鳥会でも見ているよね!
そんな鳥が豊橋公園では冬に見られるのですよ。
以前、市役所に用事で来たとき、この公園の門(歩兵隊の頃からの門)近くのケヤキだったかな、に何気に群れでいたのを見ていたりしてちょっと不思議な、でも素敵な気持ちになっています。
鳥を見ている人に後で聞いたらいつも来ていると言う事です。
でもこんなに沢山来ているのはそうはないのではないかな?
やはり今季の冬シーズンは、久しぶりの冬鳥の当たりになったのではと思っています。
豊川沿い近くで。
沢山着いているソメイヨシノの枝の一部が折れるか何かして、ヤドリギが落ちていました。
普段着いているものは採らないでいますが、落ちているものは拾うことがあります。
今回も全部は無理なので、枝を何本か貰って持参のマイバッグに入れて持ち帰ってきました。
再び廻って美術館近くに戻って。
ここでは、シジュウカラが15羽ほどの群れになってやって来ていて、下に落ちたナンキンハゼの白い実を食べに来たりしていました。
シジュウカラだけで15羽とは多いね。
ヤマガラも見られました。
もうちょっと廻ってみようか。
この景色を眺めているときも、雪がちらちら舞っていました。
豊橋でも雪か~。この後、夕方、雪知らずな南部のこっちでも降ったからね。
寒かったです。この日はある悩みも抱えていたので身にしみる寒さだった。そんな中でのイカル達のとの出会いは心に残るかも?
このところ、吉田城趾などの歴史面にスポットが当てられつつある豊橋公園。発掘も進んでいますね。
城趾も大切だけれども、周りの自然も損ねないで欲しいと願う一小市民の私。
こんなに身近にヤドリギを見ていられる場所って他にはあるのかな?
ヤドリギは好きなので嬉しいです。
今の所、これのために宿主の木が激しく弱ると言うことはない気がしていますが。
(ただ、きっと着かれて絶賛歓迎、ではないとは樹にとっては思うかな、半寄生なのだから。)
お昼は美術館内のカフェneoさんで。
景色と一緒に頂くのはいいですね。ただ、この日選んだメニュー、ちょっとお腹いっぱいになってしまったかな。
人そこそこ入っていたので密加減が気になりました。こう気にする日が無くなりますように。
拾ってきたヤドリギから。
水にさせば、かなり持つことが分かりました。余裕あったら別の枝でも描いてみるかな?
*また市街地には来ることがこれからちょいちょいあるかも知れませんので、その折にまた来てみようと思います。