これから起こりうる様々な事に向かえるように、どうか私に力を下さい。
ブログのフィールド更新などは普通に行っていきます。
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さて、今回の目的は大阪市立自然史博物館に出かけることだったのですが、宿泊可能なユースホステルが公園内にあると言うことで、宿泊したのでした。
その長居ユースホステルですが、なんと公園内のヤンマースタジアム長居の中にあったのでした。スタジアムの一部を宿泊できるようになっていて、主に学校の部活動の合宿の場として活用されているようです。
osaka-yha.or.jp行った日は春休み期間で、予約が一杯の中、辛うじて21日にシングルルームが空いていたのでした。
高校生さんの部活生さんらしき子達がいましたね。
夕食はそこで出してもらえたのですが、部活動生(運動部)に合わせたメニューだとのことで、炭水化物と肉類の比率多め(ご飯にお好み焼き、スパゲッティ、揚げ物類)で量もどうにか食べられる多さでした・・・。
「残しても良いですよ」とのことでしたが、残すのは忍びなくて・・・。
お皿を戻したとき「あ、完食できたんですね(にっこり)」と(^^;)
全般、職員さんの対応はとても親切で良かったですヨ。
そのヤンマースタジアムです。
結構大きくて迫力があります。
長居公園内にはカフェなど飲食店も何店舗か入ってはいて、翌朝の朝食はそのうちのどれかで取ることにしました。
でもあまりお腹空いていない・・・。
そんな中見付けた野菜販売とカフェで、
おかゆセットなんてものがあったのは有り難かったです~。
梅粥セットに。量もあまり食べたくなかったから丁度良かった。
公園全体のマップ。半分スポーツ公園で、半分は植物園などという感じですね。
長居公園、緑地的な所はどことなく豊橋ののんほいパークのような感じです。ただし植物園は今回見ていないので、良くわかりません・・・。
さて、スタジアムがある、というと、やはり、豊橋公園でのアリーナ計画のことがよぎってしまいます。
長居公園批判では勿論ありませんよ。成り立ちとかは違うものがあるとは思いますし。
長居公園と豊橋公園(そして計画されているアリーナ)の規模とかアクセスなどの違いを知りたくなって、ざっと検索などしてみて以下のように比較してみます。
長居公園(大阪)
公園全体の広さ65.7ha (*のんほいパーク39.6ha )
ヤンマースタジアム長居:400メートル×9レーン+107メートル×71メートル天然芝フィールド
収容人数:50,000人
5階建て
セレッソ大阪(サッカー)のホームスタジオだった。
駐車場:3箇所(255台、60台、272台分)合わせて587台
最大料金平日1,000円、土・日・祝2,000円
アクセス:大阪Metoro長井駅すぐ。
JR阪和線長井駅徒歩5分、JR阪和線鶴ヶ丘駅徒歩5分
近鉄南大阪線針中野駅徒歩15分
バスも有り
公園全体の広さ:21.64ha
アリーナ(予定):20000㎡
収容人数:5000人
建設面積:12700㎡
高さ:25メートル(7階建てビル相当)
3階建て
三遠ネオフェニックスのスタジアムアリーナ想定
駐車場予定:400台有料*平日と土・日・祝と料金設定は変わるか?どのくらい?
アクセス:市電「豊橋公園前」から徒歩5分 1本当たり60人
または豊橋駅から徒歩23分
公園の規模が3倍違う・・・。あののんほいパークと比べても2倍あるのか・・・。
スタジアムは50000人。そりゃ大きいはずだ~。
しかし何と言っても違いが際だつのはアクセスの良さなんですよ。
だって地下鉄からすぐであるし、他にも公共交通機関は幾通りもあって、長くても15分です。
豊橋公園のアリーナ運営になった場合のアクセスの悪さは散々言われていますが、これを見ると更に際だってしまいますね。
駐車場の料金設定が高い;豊橋公園で駐車場は有料になる予定ですがいくらにしてしまうつもりなのだろう・・・。
と、こうしてみるだけでも無理ムリさがよくわかってしまうのでした。
豊橋のみんな、色んな意味でもっと外の世界を客観的に見るべきだと思うよ。
長居植物園を今回見なかったのですが、里山的なエリアもあるそうで、もしまた来たときは植物園も見ておくべきかな、と思っています。
botanical-garden.nagai-park.jp
しかし今回は博物館を見た後、京都府立植物園に向かってOsaka Metoroで梅田駅、そこからJR特急で京都に向かったのでした。
府立植物園3度目、画像整理して載せるので、少々お待ち下さい。
と、言うことで、続きます。
1泊後、京都に向かう前にもう一度訪れた大阪市立自然史博物館。
特別展をもう一度見たいのと、折角来たので常設展も観なくてはね!
博物館は、長居公園内の植物園と同じ入り口に。
平日でしたが、会館前に待っている人が何人か。
大阪市立自然史博物館の入り口。
クジラの骨格標本がお出迎え。
常設展も豊富な自然についての展示内容で楽しいです!
しかし、、いきなり入り口で衛生昆虫のあの虫の特大展示は、、「やめてぇ~~;;」
外来生物移入による問題についての展示もあります!!
上の植物3つは、聞き覚えのある方々・・・。
(ホテイアオイは愛知にも逸出例が。右端のナガエツルノゲイトウは最近知多方面で確認が。真ん中のウスゲオオバナミズキンバイさんまたはオオバナミズキンバイさんは辛うじて来ていない感じですが余談は許さない状況のようです。)
大阪の各所の自然についての展示が色々。
マンモスなどの古代生物の骨格(またはレプリカ?)標本も。
豊橋自然史博物館でも古生物などについてボタン操作で動く展示解説などがありますが、こちらでは生態系の動きについての説明を見ることができます。
これは、もしオオカミが増えてしまったら、または、もしオオカミが消えてしまったら、シカ達はどうなる?というもの。
他には里山の環境が、人の手入れが無くなると生態系はどう変わるかについてもありました。
実際の場所での現状からの展示ですね。これもいいな。
他にも昆虫などは、実際に野外に出て色んな虫を知って、見た虫がどんなところにいる種なのか確認したいとき、展示を見て分かる感じでした。
駆け足で見ていったけれど本当はもう少し時間があれば。
そして、
この場所は「ネイチャースクエア」と呼ばれる場所だったのですね。何とここは無料!!
それでも各地域の自然についてのこれだけの展示を見ることができます!!
外来種問題は環境を考える上で最早避けては通れないのですね。
しかし、、外来ドジョウと在来ドジョウの違いなんて、私にはきっと分からないよ~~;;
出た!!メリケントキンソウだ!!!
図書コーナーもゆったりテーブルと椅子に腰掛けて調べ物が出来るようなお部屋になっていて、図書も豊富。パソコンも置いてありました。
数時間はそこで過ごせそうな感じ。
来て印象に残ったのは、子ども向けのワークショップや質問コーナーがとても充実していることです。何カ所かにそれが伺えるコーナーがある。良いですね!!!
そして、
博物館友の会の活動も活発で、多岐にわたっていて楽しそう。
ここでも敷居の高さは感じられず、正に身近に自然について学べる博物館の姿がありました。
展示は私が知りたいな~、と思うような内容が多かったです。
それからミュージアムグッズ販売、これは買ってしまうよね。散財しました(笑)。
上のはトートバックで、特別展に因んで作ったグッズで、かつて友の会活動の観察会の時にかつての学芸員の方が描かれた植物の見分けの検索図をプリントしたものです。
小野木三郎先生も高山植物を似たような感じで検索図描いていましたね・・・。
見分けの図を作るのって、良く知っていることと、1枚の図にするのは労力がいると思う。
右置くのブックレットは、展示にもある学芸員さんの様子などについて漫画にしたものを1冊にまとめたもの。これも楽しい。
コケの手ぬぐいも買いました。
愛知以外の自然系博物館等は、豊橋に来る前の20数年前、当時のNGOの皆さんとでは、
ミュージアムパーク茨城自然博物館、
があり、
豊橋に来てからは、以前所属していた会の研修旅行で
家族で
三重県立博物館
がありますね。
愛知の博物館も頑張りましょう!!
大阪市立自然史博物館では、秋に自然系市民活動のグループが集まってブース出展する「大阪自然史フェスティバル」も開催されるそうです。それも楽しそうです!!その頃行ってみようかな、また。
次は長居公園について。
続きます。
X(旧Twitter)で、大阪市立自然史博物館のことを知ることとなり、なんとなく楽しそうだナ、と見ていました。
そして現在開催中の特別展がとても面白そうなので、見に行こう!と。
当初日帰りのつもりでしたが、博物館がある長居公園内にユースホステルがあって安く泊まれるとあるので、これならついでに1泊してまた京都府立植物園も行ってしまおう!!だってそれぞれ日帰りでは交通費がかさんでしまうしね。
・・・と、いうことで宿泊予約の電話したところ、辛うじてシングルルームが空いている日がありました。
その日が3月21日。その日は午前中、豊橋市の環境に関する会議があった日。
午前会議の後、大阪に向かうこととなったのでした。
青春18切符とか使えばお得なのでしょうが、時間的にも体力的にも今回は新幹線で。
新大阪に着いて、Osaka Metoro御堂筋線で長居まで。ホステルに一旦荷物預けていざ博物館へ!!
ここが~博物館なのね(まだ全容を知らないでいました)。
今回見たいと思ったのは、特別展「自然史のイラストレーション~描いて伝える 描いて楽しむ」です!!特別展は2階なんですね。階段上がる度にワクワクしますね。
こんなお子さん向けのワークショップの場もあるのですね。
さて、自分も決して上手くは無いながらも通信で絵など描いていたり、何しろ始まりは自然についての絵と解説がとても素晴らしい先達の方お二人見えて、そこに影響を受けていたので、今回の展示はとても興味があったのでした。
展示はとても多岐にわたっています。
昔の日本の植物や鳥などの絵も展示されていました。
こちらは椿の絵の屏風。
椿は愛好家が多く、いくつもの花の色・形を持つ園芸品種も多数作られたそうです。
自然史、に関する絵と言えば、生物画など論文などに発表するために描かれた細密画もありますね。
こちらは志賀隆さんという方が新種発表の際に論文と共に描かれたシモツケコウホネの原画。こんな絵が描けたら良いなぁ、と見ていました。
こちらはウミウシのスケッチと記載図。採取したウミウシの、褪せてしまう前の色の様子を絵に描いて留めたのですね。綺麗な色合いが精密に描かれています。
ホルマリン漬けの現物もお隣に展示してありますが、とても小さい!!
そこから拡大図を詳しく描いたなんて凄いです!!
花の模式図・・・むむむ。
そして森林の断面図やタイドプールの生きものの棲み分けの図。これは観察会用のガイドブックなどで良く見ているものなので親しみ深い。
・・・と言ってもこれを実際に描ける人は限られるんですよ~。
教えてくださった方はこのような図を良く描かれていました。
精密な絵や美麗な絵がありますが、一方で私達が普段手に取る普及用のガイドブックに描かれている絵についても沢山展示してあります!!
このケースの中の1冊は鳥のFさんから頂いて本棚にあったりする(干潟の生きものについてのガイドブックです)。
友の会活動など、博物館の観察会などの活動で活躍した解説図なども数々展示が。様々な工夫も見られたり・・・。
特別展ポスターのイラストも展示。
私的には「セミ展」のポスターがツボでした!!楽しいですね!!!
確か「かがくのとも」か「ちいさなかがくのとも」の1冊の絵について、学芸員さんの監修があった後手直しされている課程が展示で知ることができます。
描くのに使用したのはロットリング。やはりこれを使う人多いのですね。
こちらは、海浜植物のガイドブックのための絵について、植物学芸員さんの監修の元、それぞれの植物の生息場所に配置されていく様子についての課程が紹介されています。
様々な工夫や苦労、そして協力などがあって出来ているのですね。
博物館での標本の収蔵と保存方法は確立されてきているのですが、絵については決まった手法があるわけではなく、その保存方法が今後の課題になるということでした。
他にも、昆虫や鳥の標本を計測して正しい数値で絵にしている人の作品や、イラストを使用したミュージアムグッズの展示、そして友の会活動で封筒に印刷されている、博物館学芸員さんや友の会活動の様子についての漫画(これが楽しい)の原画なども展示されてあって、多種多様なイラストレーションの世界を見ることができました。
正に副題の「描いて伝える 描いて楽しむ」の世界ですね!!
博物館としての科学性もありつつ、決して敷居は高くない、正に身近な展示内容でした。
正に文字通り「貼り付いて」見ていました!
5月26日まで開催中です。
お近くの方は是非、そうで無い方も機会があったら是非訪れてみてください!!
続きます。
いつも一人で、人気の無い時などは、このあたりまでにして戻ることが多いのですが、今回は家人もいるので、折角なら亀石の滝まで行くことに。
ニホンシカの糞。
何と、フサザクラ。亀石の滝に向かう途中の沢沿いにも結構あることが分かりました。
いや、葉っぱの頃も見ているのですが、思ったよりも多い。
沢沿いや明るい場所が好きなようです。
スギかヒノキの樹何本かにこんなベルトが巻かれていました。
近づいてみたら「カミキリホイホイ」の文字!!
カミキリムシをこれで捕獲するのでしょうか!?
こんなものがあるんですね~~。
このコケは何だろう?さっぱり分かりません・・・。
バリバリノキのはずですが、いつもあった看板が無くなっていました。
こちらはイヌシデ。アカシデのようななめらかさは樹肌には無いのですね。しかし大きな樹ですね。こんなに育つのか・・・。
そして亀石の滝へ。
少し一服です。
いつもはあまり水が流れていない亀石の滝なのですが、この日は滝らしく水が流れていましたね。
キブシが滝を彩って折る感じでした。
続きます。
そして3月17日。
この時期、気になるのがフサザクラの開花状況。
3月中旬頃が時期のようで、それを過ぎてしまうと既に遅し、という感じになってしまいます。寒の戻りはあったものの、まだこのころは春は今年も早く進んでしまうのでは無いか、と思っていました。
家人もなんと見たいというので、珍しいことですが家人の車で出かけることとなりました。
ここでもアカシデ花盛り!!
海上の森の前からここではアオキのシカの食害が進んでいました。
健全だとこんな風なんですけどね。
樹が高くて、葉っぱがシカの届かないところなので無事みたいです。
さて、不動滝近くのフサザクラは・・・?
ちょっと早かったのか、、、まだ蕾のものが多かったです。
こちらはタムシバ。去年花の良い状態は見れなかったよね。辛うじて遠くにあるものしか。今年はどうかな?
ミツバツツジが咲き始めていました。
タチツボスミレも。
そこで川沿いに降りようとしたら、「キ~~~ッ!!」という声が!!
11月の時も聴いた声、ニホンザルが今回もいた!!しかもモリトピアに割りと近い場所で!!
突如遠くの斜面の樹がバサッと揺れました。私に威嚇したのかな?
斜面の岩肌見たら、3頭いました。
すっかりここに定着なんだろうか?今後が気になります。
距離があるので危険は無かったのですが。
キブシ。県民の森は多いですね。
家人が見付けた糞。「これニホンザルのじゃない?」と。
人のいないとき、遊歩道のこんな場所まで来ているんだな・・・。
さて、フサザクラはと言うと?
ここのは良い状態で咲いていました!!
このコケは何だろう?
一方で終わりかけのものもある・・・。
比較的近くで花が見られる場所まで来てみました。
1番綺麗な丁度見頃な花を見ることができました!!
一見地味ですが、良く見るとこの赤い雄しべの色合いが何とも渋いと感じます。
人によっては「なんか変な花!」と思うかもしれませんね。
でも春早い頃の、花がこれからの時、このちょっと渋めの赤い房状の花を「桜」に見立てたというのは春を待ち望む名付けた人の気持ちが分かるような気がしますよ。
種のグループは全然違って日本では1属1科1種ですが(中国では2種あるそうな)。
確か知ったのは写真図鑑または写真集です。その時その名前と共に印象に残ったのを覚えています。
やがて面の木峠で出会い、しばらくして愛知県民の森で夏の葉の姿を見てここにもあるのだと知り感激。以前県民の森のFacebookで職員さん(今はいないようです)がフサザクラも含めた花の開花状況をお知らせしているのを見て、花を見に行きたいと思うようになり、毎年見に行くようになったのでした。
続きます。