1泊後、京都に向かう前にもう一度訪れた大阪市立自然史博物館。
特別展をもう一度見たいのと、折角来たので常設展も観なくてはね!
博物館は、長居公園内の植物園と同じ入り口に。
平日でしたが、会館前に待っている人が何人か。
大阪市立自然史博物館の入り口。
クジラの骨格標本がお出迎え。
常設展も豊富な自然についての展示内容で楽しいです!
しかし、、いきなり入り口で衛生昆虫のあの虫の特大展示は、、「やめてぇ~~;;」
外来生物移入による問題についての展示もあります!!
上の植物3つは、聞き覚えのある方々・・・。
(ホテイアオイは愛知にも逸出例が。右端のナガエツルノゲイトウは最近知多方面で確認が。真ん中のウスゲオオバナミズキンバイさんまたはオオバナミズキンバイさんは辛うじて来ていない感じですが余談は許さない状況のようです。)
大阪の各所の自然についての展示が色々。
マンモスなどの古代生物の骨格(またはレプリカ?)標本も。
豊橋自然史博物館でも古生物などについてボタン操作で動く展示解説などがありますが、こちらでは生態系の動きについての説明を見ることができます。
これは、もしオオカミが増えてしまったら、または、もしオオカミが消えてしまったら、シカ達はどうなる?というもの。
他には里山の環境が、人の手入れが無くなると生態系はどう変わるかについてもありました。
実際の場所での現状からの展示ですね。これもいいな。
他にも昆虫などは、実際に野外に出て色んな虫を知って、見た虫がどんなところにいる種なのか確認したいとき、展示を見て分かる感じでした。
駆け足で見ていったけれど本当はもう少し時間があれば。
そして、
この場所は「ネイチャースクエア」と呼ばれる場所だったのですね。何とここは無料!!
それでも各地域の自然についてのこれだけの展示を見ることができます!!
外来種問題は環境を考える上で最早避けては通れないのですね。
しかし、、外来ドジョウと在来ドジョウの違いなんて、私にはきっと分からないよ~~;;
出た!!メリケントキンソウだ!!!
図書コーナーもゆったりテーブルと椅子に腰掛けて調べ物が出来るようなお部屋になっていて、図書も豊富。パソコンも置いてありました。
数時間はそこで過ごせそうな感じ。
来て印象に残ったのは、子ども向けのワークショップや質問コーナーがとても充実していることです。何カ所かにそれが伺えるコーナーがある。良いですね!!!
そして、
博物館友の会の活動も活発で、多岐にわたっていて楽しそう。
ここでも敷居の高さは感じられず、正に身近に自然について学べる博物館の姿がありました。
展示は私が知りたいな~、と思うような内容が多かったです。
それからミュージアムグッズ販売、これは買ってしまうよね。散財しました(笑)。
上のはトートバックで、特別展に因んで作ったグッズで、かつて友の会活動の観察会の時にかつての学芸員の方が描かれた植物の見分けの検索図をプリントしたものです。
小野木三郎先生も高山植物を似たような感じで検索図描いていましたね・・・。
見分けの図を作るのって、良く知っていることと、1枚の図にするのは労力がいると思う。
右置くのブックレットは、展示にもある学芸員さんの様子などについて漫画にしたものを1冊にまとめたもの。これも楽しい。
コケの手ぬぐいも買いました。
愛知以外の自然系博物館等は、豊橋に来る前の20数年前、当時のNGOの皆さんとでは、
ミュージアムパーク茨城自然博物館、
があり、
豊橋に来てからは、以前所属していた会の研修旅行で
家族で
三重県立博物館
がありますね。
愛知の博物館も頑張りましょう!!
大阪市立自然史博物館では、秋に自然系市民活動のグループが集まってブース出展する「大阪自然史フェスティバル」も開催されるそうです。それも楽しそうです!!その頃行ってみようかな、また。
次は長居公園について。
続きます。