1月22日のご近所めぐりの様子です。
このところは、コロナ禍における様々な考えの洪水が色々で、中にはなんだかな~、なものもあって、パソコン開いていると悶々することがあったりしますね。
どれが正しさに近くて、客観性があるのか。見極めが要る。
しかしあまりにもモヤモヤしたそんなときは、まずはフィールドへ行こう。
この日はお天気はあまり良くなく、小雨があったりして傘必携でしたが、暖かくて気持ちの良い日でした。
N池で。
この日は結構カモがいるかな~~。
今季はオカヨシガモがいることが分かると有り難い、と思うようになってしまいました。
シック、または地味とも言うが、な色合いながら、優しい顔立ちが好きという方もいるカモです。
ヨシガモは今季見ていません・・・。
鳥たちの木の実の台所状況、
どうやらセンダンの実が食べられ始めだしたようです。
以前、ムクドリたちがこの大きめな実を丸呑みしているのを見たことがあります。
それから、
ナンキンハゼの樹に数羽は集まっていたツグミたち。
クスノキはすっかり無くなったので、今度はナンキンハゼへ。
どうやら実の食べられる順番というのはあるようですね。その頃、対象の実が食べやすくなっているのでしょうか。
O池で、ヤマザクラの樹に数羽いたシジュウカラたち。双眼鏡で見ていたら、近くの電線に来て「何してるの?」とでも言いたげな感じに近づいてきました。
カラの仲間は、時折こうした好奇心ある?行動をすることがあります。
M池の手前のアオツヅラフジ、実の数も減ったけれど、しぼんで小さくなっちゃった感じですかね。
大きい方のS池に向かう途中で、前にもいた、同じ場所にやはりいました、カシラダカ4羽。この鳥はIUCNレッドリスト絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
この日は鳥たちが割と多めなので、雨があるけど当たり日だな~、って思いながらS池そばの水路を見たら、何と!タシギがいました。しかも2羽!!
わ~~~!!!久しぶり~~~!!!
恐らく10年ぶりくらいではないでしょうか?
→確認したところ、2011年2月4日に見て以来の、やはり10年ぶりの記録でした!
日本海側に雪が多いとこちらにやってくると聞いたことがあるので、そういう時だったのでしょう。
デジカメ撮影したいところでしたが、向こうが早々と逃げてしまったため、叶いませんでした;
池に着いたら、先週もいたオカヨシガモ夫婦が。
カモの識別で、苦労するのが雌の見分け方なんですよね。雄のそばにいると分かりやすいのですが、そうでなかったり、距離が遠いと違いが見分けるのに労力が要ります。
マガモの雌の方が茶色味の部分とそうでない所がはっきりしていて、嘴の一部が泥を付けて汚したいたずらっ子のような感じですね。
ヒドリガモの雌とアメリカヒドリの雌との見分けなんて;;;遠いと無理~;;
この羽色を、洋菓子の包み紙のような、と素敵な表現をした若いバードウォッチャーさんがいました(^^)。
もうツルウメモドキはすっかり皮部分しか残っていない・・・。
いつもに比べてこの時期ヤブツバキの花は少ないですね。
この日は畑地の方へも足を伸ばしました。
ヒバリがまあまあいたくらいでしたね・・・。
戻り道の途中、道路沿いの樹木を伐っている光景に出会いました。元からバッサリではないようですが、、作業後の姿は寂しさが(人によってはさっぱりした、と感じるのでしょう)。
この辺りでは樹は「(とにかく)伐れ」的なイメージの方ばかりが多くて、樹の生息も保証した、生態系に即した見方がされることがほぼありません。
特定の保全地だけではなく、身近な樹木との程よい共生のあり方も考えて行ければいいのに、と思っています。
コロナ関連で、不確かな言説も多い中、フィールドで確かな観察をすることは、メンタルを上げる上でも遙かに良いですね!
あまり人に出会わないし、会いやすい場所は持参の布マスクをして(人のいる場所に行くことが分かっている場合は、郊外でも不織布マスクにしています)行けるので、感染面の心配も少なくて良いです!