もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

フサザクラが見頃!!愛知県民の森へ その2。

いつも一人で、人気の無い時などは、このあたりまでにして戻ることが多いのですが、今回は家人もいるので、折角なら亀石の滝まで行くことに。

ニホンシカの糞。

何と、フサザクラ。亀石の滝に向かう途中の沢沿いにも結構あることが分かりました。

いや、葉っぱの頃も見ているのですが、思ったよりも多い。

沢沿いや明るい場所が好きなようです。

スギかヒノキの樹何本かにこんなベルトが巻かれていました。

近づいてみたら「カミキリホイホイ」の文字!!

カミキリムシをこれで捕獲するのでしょうか!?

こんなものがあるんですね~~。

www.ffpri.affrc.go.jp

このコケは何だろう?さっぱり分かりません・・・。

バリバリノキのはずですが、いつもあった看板が無くなっていました。

こちらはイヌシデ。アカシデのようななめらかさは樹肌には無いのですね。しかし大きな樹ですね。こんなに育つのか・・・。

ヤブツバキ

そして亀石の滝へ。

少し一服です。

いつもはあまり水が流れていない亀石の滝なのですが、この日は滝らしく水が流れていましたね。

キブシが滝を彩って折る感じでした。

続きます。

フサザクラが見頃!!愛知県民の森へ。

そして3月17日。

この時期、気になるのがフサザクラの開花状況。

3月中旬頃が時期のようで、それを過ぎてしまうと既に遅し、という感じになってしまいます。寒の戻りはあったものの、まだこのころは春は今年も早く進んでしまうのでは無いか、と思っていました。

海上の森の翌日に愛知県民の森へ出かけようと。

家人もなんと見たいというので、珍しいことですが家人の車で出かけることとなりました。

ここでもアカシデ花盛り!!

海上の森の前からここではアオキのシカの食害が進んでいました。

健全だとこんな風なんですけどね。

樹が高くて、葉っぱがシカの届かないところなので無事みたいです。

さて、不動滝近くのフサザクラは・・・?

ちょっと早かったのか、、、まだ蕾のものが多かったです。

こちらはタムシバ。去年花の良い状態は見れなかったよね。辛うじて遠くにあるものしか。今年はどうかな?

ミツバツツジが咲き始めていました。

タチツボスミレも。

そこで川沿いに降りようとしたら、「キ~~~ッ!!」という声が!!

11月の時も聴いた声、ニホンザルが今回もいた!!しかもモリトピアに割りと近い場所で!!

突如遠くの斜面の樹がバサッと揺れました。私に威嚇したのかな?

斜面の岩肌見たら、3頭いました。

すっかりここに定着なんだろうか?今後が気になります。

距離があるので危険は無かったのですが。

キブシ。県民の森は多いですね。

家人が見付けた糞。「これニホンザルのじゃない?」と。

人のいないとき、遊歩道のこんな場所まで来ているんだな・・・。

さて、フサザクラはと言うと?

ここのは良い状態で咲いていました!!

このコケは何だろう?

一方で終わりかけのものもある・・・。

比較的近くで花が見られる場所まで来てみました。

1番綺麗な丁度見頃な花を見ることができました!!

一見地味ですが、良く見るとこの赤い雄しべの色合いが何とも渋いと感じます。

人によっては「なんか変な花!」と思うかもしれませんね。

でも春早い頃の、花がこれからの時、このちょっと渋めの赤い房状の花を「桜」に見立てたというのは春を待ち望む名付けた人の気持ちが分かるような気がしますよ。

種のグループは全然違って日本では1属1科1種ですが(中国では2種あるそうな)。

確か知ったのは写真図鑑または写真集です。その時その名前と共に印象に残ったのを覚えています。

やがて面の木峠で出会い、しばらくして愛知県民の森で夏の葉の姿を見てここにもあるのだと知り感激。以前県民の森のFacebookで職員さん(今はいないようです)がフサザクラも含めた花の開花状況をお知らせしているのを見て、花を見に行きたいと思うようになり、毎年見に行くようになったのでした。

続きます。

3月海上の森自然観察会 その3

ここで竹の話題になる・・・。

大分手持ちのデジカメがガタが来ていました・・・写りも今一つ。

ヤダケだったかなぁ?葉の出方などについて話しています。

竹藪にいたからか、Sさんにマダニがくっついていた!!

アカシデは花盛り。赤い房状のがそうです。

フキ。雄株だったかな?

イノシシにしては大きいのでシカなんじゃ無いかという話しになりましたが。

ショウジョウバカマも花盛り。

ルリタテハ

アセビ

お天気も良くて気持ちの良い日でした。

今回も担当のGさん、Uさん、参加者の皆さんありがとうございました。

帰りの愛知環状鉄道山口駅で。

聞き覚えのあるメロディが、と思ったら綺麗な雄のイソヒヨドリが現れたのでした。

森はこれから春ですねぇ~~♪

3月海上の森自然観察会 その2

コースはいつもの駐車場~物見山途中まで~里山サテライト~林道~戻りでした。

花までもう少しのネコノメソウ。

こちらもホソミイトトンボで良かったと思います。

ムラサキシジミ。なかなか翅を広げてくれなかった・・・。

イヌガヤだったかな、確か痛くなかったから葉っぱ。

ダンコウバイも咲きだし、

冬から見られるヤマウグイスカグラの花も今がピーク。

イカリモンガもいました。綺麗な蛾なんですよね。

オオバヤシャブシの雄花(下)とてっぺん右に雌花。

里山サテライトでお昼を食べた後、ダンコウバイが見事な樹を目指します。クロモジだってご覧のように立派な樹がありますよ。

ハナノキですが自生では無いです。かつてここには人家があって、植えられた物のようです。トチノキ(自生じゃ無い)もありましたしね。

ダンコウバイの黄色い花は正に春!と言った感じですね。

続きます。

3月海上の森自然観察会

3月16日に早春の海上の森尾張自然観察会定例観察会参加でした。

このころはそこそこの暖かさだったような。

集合場所でカミキリムシの話題に。

参加者さんそれぞれの憧れのカミキリムシがいるようです。

オオカメノキの冬芽がほころんで、開花スタンバイ状態でした。楽しみですね!!

スズカカンアオイにも花が咲いていました。1番早い花ですね。

大好きなスミレ、マキノスミレが咲いていた。この渋い紫が良いんですよ。

ニオイタチツボスミレも咲き出しましたよ~♪

冬眠から目覚めた蝶も活動し始め。

コバノガマズミか、ミヤマガマズミの芽も。

クロモジの花が咲いています。

そして現れたテングチョウ。何頭も飛びかう姿が見られました。なかなかじっとしてくれないんだよね;

今季海上の森ではヤブツバキの花が少なかったとはHさんから。

豊橋の周辺でもヤブツバキの花はそれほど多くは無かったと思いますね。

まだ花はこれからのミカワチャルメルソウ。

この時の観察会で皆が熱心に見ていたのは蝶では無くて、このホソミイトトンボでした。

続きます。

豊かな花の世界を是非!!7日まなざし自然観察会です!

www.instagram.com

下見はやはりあると良いですね!!

様々な準備が出来る!!

当日の様子は開けてみないと分からないこともありますが・・・。

 

連絡先は

norikom☆mbd.nifty.com(☆を@に変えて)

でも。

変わっていく世界・変わらない世界

フィールド巡りの更新、画像も一杯でなかなか進まない(苦笑)。

3月末から今のこの時期も、季節が動く様を見に出ることが多くて忙しい。。。

 

今のような逍遙につながるきっかけになった森は今でも通っている。

しかし毎春出ていたあの生きものはいまはすっかり見られなくなってしまった。

出会って5年間。

それまでも好きだったこの世界の見方が深まるとても楽しい世界があった。当時は開発という心配もあったけれど、様々な知恵もあって、あのパワーはやはり今思い出してもなかなかそうそう出来る物では無かったと思っている(私では無いですよ、勿論)。

色々あって、今の地に来るときにはその世界はすっかり変わってしまい、今来たこの場所の世界も前いたところとはまるで違う世界だった。

 

(その間の出来事は、良いこともそうでないことも色々あって、)

 

森を取り巻く人の世界も大分変わった。新しい人が色々関わっている。

 

今参加している場所(観察会)の参加年数は当時の場所の倍くらいになっている。

 

それでも、

この前森を歩いていて思い浮かべるのはあの当時の生きものを見付けて歓声が上がったり、主催の方の語りかけていた言葉だったりする。

今この瞬間だったらどんな風に話しているのかな、とか。

考えの違いは今はあるかもしれないけれど、何というのか逍遙する時の内なる世界は変わっていない様に思う。

この森でも、違う森でも、身近な自然でも。

 

オオルリ、まだこの前来たときは来ていなかったですよ~。

*会の継続振込は完了しました☆

*通信頑張って新しいの作ろう、発送しよう。

*疲れを取ったら、またフィールドへ!!