もり~ゆ 野巡りの日々、第3章

身近な場所を始め、自然のことなどを書いていきます。

見方があまりにも一面的です。

このような動画が紹介されてきました。なんとなく見出しで内容は分かりましたが、一応見ました。

話している方は、ある程度著名な方かも知れませんが、生態系の専門家では無いです。

そして綿密な取材をしたわけでも無いことが動画を見れば分かります。

www.youtube.com

特定外来生物アレチウリと、特定外来生物の指定は受けていないセイタカアワダチソウとを混同して語っています。

全般的に、この動画全体で外来種問題を判断するのはあまりにも拙速と言えるでしょう。

一昔前の見知(外来種は人の荒らした地に生える)を更新されないまま、発信している様子もうかがえます。

 

アレチウリは荒れた土地を改善するための益があるとまで話していますが(笑止)。

 

アレチウリに関してはWikiを見れば充分分かるので、是非。

ja.wikipedia.org何故、特定外来生物に指定されたのかをまずは調べて(検索して)見て下さい。圧倒的は繁茂で、在来生物を脅かす存在なのです。

ツバメの塒形成にも影響があるとは初めて知りました。

そして外来植物・外来生物の根絶は並大抵では無いのと、残念ですが人力では無理な実態もあります。

特定外来生物や侵略的外来植物と駆除で実際に戦ってみればある程度分かってしまいますよ。少々のことでは、根絶は本当に難しいのです。

もちろん、駆除のために重機や機材、時に薬剤を扱うときは、周りへの影響を与えるリスクと、駆除による生態系回復のメリットとの兼ね合いを見ながら行うべきではあると思います。

 

そしてもちろん、外来種を持ち込むことになった責任は、人にあります。そのケースも様々で、意図的に放ったもの、非意図的に運んでしまったものなど色々です。

そして、彼らの侵略は、人の開発によって荒れた土地ばかりでは無く、自然度の高い地域や、水域にも起こりえます。

 

そして近年は、思いも寄らぬ範囲にまで外来種問題は起こっているのです。

釣り用の餌として導入された外来種のドジョウとか、外来のプラナリアの仲間まで!!

 

駆除の中では、やむなく元の環境が損なわれるケースもあるとは聞いています。しかし、それは、これ以上外来種が広がると、更に貴重な自然環境のある場所にまで及びかねない状況の中での判断だったそうです。

日本に強力に広がってしまう外来種は、本来はもっと生存競争の激しい外国の地で適応するために進化させてきたのであって、そこよりも厳しくない日本に放たれたことであっという間に在来種を駆逐してしまう危険度が高い物です。

www.aqualassic.com

情報量多いですが。

水草販売業者さんのようですが、良心的な記事を出されています。

一番なのは「外来種を外に出さない」事と、「早く見つけて影響が広がらないうちに駆除(時に難しいけど)」になるのですね。

アーサーさん、こちらを啓発すべきでしたね。

 

最近の外来種全般についてまとめた本で、こちらの画像左の本がお薦めです!!

「知るから始める外来生物~未来へつなぐ地域の自然~」大阪市立自然史博物館(2020年)博物館のネット通販でもまだ買えると思います!!

 

近年は、情報発信者として、様々な方が見えます。中には「インフルエンサー」と称する方までお見えになります。

しかし、注意して下さい。

科学的な見地を曖昧にし、取材もしないまま、思想だけで語る内容は時に非常に危険です。

 

外来種の事や自然生態系に関しては、専門家の情報をまず当たりましょう。

医療の情報に当たるのと同じです。