さて、
ということで、地域での、南稜地区市民館主催での観察会の日が来ました。
5年前の2017年11月4日も(5年前の今日になるのね)、南稜地区市民館、通称ミナクル主催で前の館長さんのお声かけで観察会担当させて頂いたことがあります。
その時のブログ記事がこちら。
そして、
去年から、現館長さんより日にちの設定や企画内容などの打ち合わせが時折何度かあって、今回チラシも作って下さったりしていたので、当日はきちっとやらねば!と近い日にちになって心構えをしてきました。
資料も前の時とほぼ同じ、少し変えて準備。
近い日にご近所巡りで下見も兼ねてどう進めるのかも考えて、いざ。
10月30日。
参加者は7家族16名+当日飛び入りの方、館長さんにお手伝いの方が3名、そして私でした。
開催場所はU大池とその公園~S池とその周辺。
下に資料。上にあるのはススキの穂でデモンストレーションで作った「ススキのスズメ」
5年前の時もそうだったように、まずは町内唯一の巨木・名木であるウンリュウヤナギの紹介から始まって順次現れる樹の葉っぱを紹介しながら進むのだけれども、途中公園にある柿の木に子ども達が集まったり、虫を捕まえたりして盛り上がりました。
今回虫のポケット図鑑も持ってきておいて良かった!でもバッタ難しいものもある~~~;
それでも、ムクノキの葉っぱの手触りについて話したら皆触って確かめていたし、ノリは割りと良かったですよ。
虫を入れるケースが無かったので仮に(笑)。ササキリの仲間かな。
途中、プロミナを設置しておいてあるU池の前まで集まって、そこで来ているカモを観察する事が出来ました。カモが向こう岸の遠くに集まってしまっていたけれど、プロミナがあったので見ることができました。子ども達がレンズの高さに届くように、義父母宅から踏み台も借りて持ってきていました。
持参のカモの図も見せて説明していると「この中(図)で素晴らしいカモはどれ?」という質問が。珍しいとか少ない意味らしい?
その答になっているか分かりませんが、近年減ってしまったカモとして、ホシハジロのことを説明しました。以前はU池に一杯来ていて、多いときは3000羽くらい来ていたんだよ、と。減った要員(繁殖地にキツネが温暖化でやって来て子育てのカモを襲うため)についても話してみました。
カワセミを一瞬見た、というお母さんも。
アオサギも見てもらって、一通り鳥を見たら、また葉っぱ観察。
石のベンチに葉っぱを置いていたりしていたので、即興で葉っぱを集めて、どれがどれと同じかな~、と葉っぱあわせもしてみましたよ!うん、こういうのが楽しい!
ツチイナゴを捕まえてきたり、エノキを見てタマムシ(ヤマトタマムシ)の話題になり、参加者のお父さんが東三河ふるさと公園で見たという画像をスマホで見せて下さったり。
1時間ほどして今度はS池のある場所へ移動。
このイモムシは何だろう?
→調べてみたところ、オオウンモンクチバの幼虫みたいです。
途中で男の子達がグラウンドに向かって走って行く「カメがいる!」。
いました~。ミシシッピアカミミガメです。
噛みつかれることがあるので触るのは注意だよと話し、また以前はニホンイシガメがいたけれど少なくなったことや、豊橋市はアカミミガメを駆除対象に決めたことなどのお話をしました。
ミツバアケビの実も今回も見付けたり、資料にもある、と早速サネカズラの実を見つけてきてくれたり、ハラビロカマキリを発見したりして、あっという間の2時間!
今回も画用紙に葉っぱなどを貼って、観察した物を見られるように。
前日に、ツィッター見ていて、他の観察会で使っているのを見て「そういえば・・・。」と眠っていたこのケースを引っ張り出して準備したのでした。ヘクソカズラだけ見付けられなかった。
ススキの雀は、終盤私が作ってみせる感じで終わりました。
楽しく開催出来て、私も楽しめて、素敵な時間になりました。
「やったぁ~っっっ!!」と心の中で思えた。
先回の時もそうだったのですが、こちらに参加申込み下さった家族の皆さん、自然や生き物への関心が高い方が多かったですね。子ども達も自分で虫を調べているような子達もいました。
頑張った。やりきった~~。
参加された皆様、館長さん、サポーターの方々、ありがとうございました。
*10月は、、私の個人主催まなざしと、地域でのものを入れて4回担当の観察会があって・・・。4回がMAXかなぁ。それぞれいい加減にはしたくないですから。
それぞれに、上手く出来たこと、そうはいかなかったことも含めて学びになりました。
終わってちょっと気が抜けて一休み、、あ、でも11月初めにまた、まなざしが待ってますヨ。
過ぎないように頑張ります。お休みもちゃんと入れようね。
*書いていて楽しさが蘇ってきました。観察会はやはり楽しいです。